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え!バーディー合戦の女子ゴルフで前代未聞の珍事!? “パー4”で9人がイーグル奪取…いったいなぜ?
国内女子ツアー第20戦「大東建託・いい部屋ネットレディス」の第2ラウンドが終了。255ヤードの5番パー4で9つのバーディーが飛び出した。一体なぜ?
大東建託・いい部屋ネットレディス 2日目
◆国内女子ゴルフ
大東建託・いい部屋ネットレディス 7月18~21日 ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県) 6505ヤード・パー72
5番パー4のティーを前に出し、255ヤードの1オンが可能なホールになり、イーグルが量産された。この日は山下美夢有、小祝さくら、菊地絵理香、福田真未、篠原まりあ、岸部桃子、菅楓華、仲村果乃、小林光希の9人がこのホールでイーグルを奪った。

1990年以降では同じパー4での1日のイーグル数は3つがもっとも多く、2011年「meijiカップ」の第2ラウンド(8番)など、これまでに4回記録している。距離を短くしたとはいえ、この日の5番の9個は、これを大きく塗り替えるものとなった。当然、バーディーも多かった。
コースセッティングを担当した佐伯三貴の意向はこうだ。「今週は(主催の)大東建託様の意向もあり、沢山のバーディーで大会を盛り上げて欲しいとの事でしたので、このようなセッティングにしました。時期的にグリーンコンディションが難しくできないので、沢山バーディーを取って欲しいと想いを込めました。5番ホールは、クラブハウスが近いという事で、チャンスホールとして選手にもギャラリーの方々にも楽しんでもらいたい気持ちで(ティーを前に出すことを)決めました」。
セッティング担当は試合中、必ずしもコースにいるわけではないが、佐伯はネット配信解説のため現地にいた。しかし、9個のイーグルが出るのを最後まで見届けることなくコースを後にしている。そのため、前述のコメント(原文のまま。()内は編集部が加筆)はJLPGAを通じてのものとなる。現場を仕切る小沢瑞穂競技委員長は「2日目、3日目の5番は255ヤードにして、というのが佐伯さんの考えでした」と、不測の事態が起こらない場合は3日目もやはり1オンチャンスになることを明かしている。
5番でイーグルを決めた1人、福田真未は「ドライバーで1オンして、20メートルくらいのが入ってその後流れがよくなりました。前のティーからで新鮮だし、攻めるホールがあって楽しかった。ファンの人も見ていて楽しいんじゃないでしょうか」と振り返る。
試合の開催時期とコースは、主催者の意向が尊重される。難しいセッティングにするのか、バーディー量産のセッティングにするのかは、主催者とツアーが話し合って決めていくが、気候などの条件は限られる。今大会は猛暑と湿気の影響で、これ以上芝を刈るとグリーンを痛めてしまうことから、よく止まる重めのセッティングとなった。その中で繰り広げられるバーディー合戦はまだまだ続く。
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