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【女子ゴルフ】7つ伸ばして8位浮上の竹田麗央 同組の“仲良し”小祝さくらとの会話は「野球選手の背番号の話」!?
今季3勝を挙げている竹田麗央(たけだ・りお)が7バーディー、ノーボギーと7つスコアを伸ばし、通算14アンダー。8位タイと逆転も狙える位置まで浮上した。
「山下(舜平太)選手には去年までの12番は似合わない」
◆国内女子ゴルフ
大東建託・いい部屋ネットレディス 7月18~21日 ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県) 6505ヤード・パー72
ムービングデーに今季3勝と躍進する竹田麗央が猛チャージを見せた。
首位に7打差21位タイからのスタート。一緒にプレーした1人は優勝争いをしたこともあり、仲のいい小祝さくらだ。「リズムよく楽しくサクサク回れました」と笑顔を見せる。
7バーディー、ノーボギーと7つスコアを伸ばし、通算14アンダー。首位の川崎とは6打の差があるが、8位タイと逆転も狙える位置まで浮上した。
「ノーボギーなのがすごくよくて。リズムを途切らすことなく回れたからかな。スタートが早くてそんなに熱くなかったのもよかったです」。リズムのよさは、小祝との関係にもある。
白くふくよかな頬をほんのり染めるほっこりした雰囲気がよく似た2人は、この日もプレーの合間は仲良くおしゃべり。一緒にスタジアム観戦に出かけたり、米国遠征中にキャッチボールをしたりして、その動画をSNSでアップする間柄とあって、話題の中心は野球のこと。
「あの人に何番は似合わないとかいう背番号の話。自分の好きな山下(舜平太=オリックス)選手には、去年までの12番は似合わない。今年の11番の方がいいとか」と、かなりマニアックなテーマだという。「私に合う背番号ですか? 5番です。小祝さんはゼロ番って言ってました」と笑う。楽しく話しながらも、プレーには集中しての好スコアだ。
今季は日本で16戦3勝。他にトップ10入りが7回ある。その合間にメジャー3戦に出場し、いずれも予選を突破。全米女子オープンでは9位に入るなど絶好調だ。メルセデス・ランキングでは山下美夢有に次ぐ2位だが、平均ストロークは山下を押さえて1位(69.6523)。
「(最終的に)70を切れれば自信になると思いますけど、ラウンド中は考えていません」と話す。それでも、平均ストロークの底上げにはもってこいの今大会で、さらにスコアを伸ばせばシーズンを通した60台も夢ではない。
逆転可能な首位との差は「5打とかなら」と口にしていたが、終わってみれば首位の川崎春花には6打のビハインド。それでも今季の竹田なら、逆転勝利の可能性は十分にある。
竹田 麗央(たけだ・りお)
2003年4月2日生まれ、熊本県出身。21年プロテスト合格で同期には櫻井心那、神谷そら、川崎春花らがいる。母親はツアープロの平瀬哲子、叔母は元賞金女王の平瀬真由美という超サラブレッド家系。24年「KKT杯バンテリンレディスオープン」でツアー初優勝後、翌週の「フジサンケイレディスクラシック」でも勝利。同年「ブリヂストンレディス」でツアー3勝目を挙げた。ヤマエグループHD所属。
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