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- 全米女子OP制覇の笹生優花に続け! 全米シニア女子オープンに福嶋晃子や表純子など日本勢12人が出場
2018年からスタートし、今年で6回目を迎える「全米シニア女子オープン」。8月1日から始まる大会には、福嶋晃子や表純子など12名もの日本選手が参加する。
6度目の開催となる全米シニア女子オープン
日本のレジェンズ(女子シニア)世代が元気いっぱいだ。12人が全米シニア女子オープン(8月1~4日、ペンシルバニア州フォックスチャペルGC)に乗りこんでいく。
男子の全米シニアオープンに遅れること38年。2018年に始まった同大会は、大会初日(2024年は8月1日)までに50歳となる女性(アマチュアはハンディキャップインデックス7.4以下)に出場資格がある。
120人の本戦出場枠を争う予選が、2024年は全米16カ所で開催された。日本勢は21人が各地の予選に挑み、表純子、斉藤裕子、白戸由香、鬼澤信子、山本薫里、大竹エイカ、小倉由子、志村香織、鎮西まゆみ、松本有香子のプロ10人がこれを突破した。

さらに、昨年大会で上位に入って本戦出場権を獲得している福嶋晃子(14位タイ)、久保樹乃(18位タイ)の2人も加わり総勢12人が、大一番に臨む。
2018年の第1回大会は、1987年の全米女子オープンで岡本綾子、ジョアン・カーナー(米)との3人プレーオフの末優勝、以降は米ツアーの目玉選手の一人となったローラ・デービース(英)が制覇。この時は、本戦出場権のあった小林浩美を始め5人の日本勢が出場している。斉藤裕子が4位となったこともあり、同世代が大会に大きな興味を持つようになる。
2019年はヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)が優勝。日本勢は4人が参戦したが、斉藤だけが予選を突破して16位タイに入っている。コロナ禍で2020年大会は中止となったが、2021年に再開されると、第3回大会をアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が制した。日本勢は4位タイと再びトップ5に入った斉藤と41位タイの藤井かすみが入っている。
コロナ禍が落ち着いたこと、度々活躍している斉藤に刺激を受けたことなどもあり、2022年はさらに多くの日本勢が挑戦。ジル・マクギル(米)が勝った第4回大会には、22位の斉藤を含めて7人がプレーした。
2023年はさらに大会出場を望む選手が増えた。10人が本戦出場を果たし、うち6人が決勝ラウンドに進出している。福嶋、久保に続いて斉藤も28位と予選通過記録を更新している。優勝したのはトリシュ・ジョンソン(英)だ。
「50歳になったら全米シニアオープンに出場したい」と目標を掲げる選手たちが日本では増え続けている。今年、ワシントン州の会場では本戦出場を勝ち取った3人が全員日本勢(表、白戸、鎮西)で、オルタネート(補欠)の2人も瀬川かよ、乃村三枝子と上位5人を独占した。カリフォルニア会場でも近賀博子、中田カヤット朱美の実力派アマ2人がオルタネートに入るなど、力を発揮している。
生涯スポーツ、ゴルフを体現している日本女子のレジェンズ世代。往年の名プレーヤーに混じり、年を経てから力を発揮している選手も出場するメジャーの舞台で、今年はどんな活躍を見せてくれるのだろうか。
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