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「韓国国旗を返納」!? 透けて見えたナショナルチームエースの葛藤 イ・ヒョソンのプロ転向を韓国メディアはどう伝えたか?
5月の国内メジャー初戦「サロンパスカップ」で史上最年少優勝を飾った、韓国出身のイ・ヒョソン(15歳)がプロ転向した。日本でも大きな話題になったがイ・ヒョソンの母国の韓国メディアはどのように報道したのだろうか。
ツアー最年少でのプロ転向
韓国“大物アマ”と言われるイ・ヒョソンが一大決心をした――。
今年5月の国内女子メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」で当時15歳176日のツアー史上最年少で優勝した韓国のイ・ヒョソンが、日本ツアーでのプロの道を歩むことを決めた。
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が24日、イ・ヒョソンの入会申請が理事会で承認されたと発表した。15歳255日でのプロ転向は、2016年の畑岡奈紗の17歳271日を大きく更新する史上最年少記録となる。

このニュースは韓国でも大きく報じられている。
「“特級アマ”イ・ヒョソン 15歳でプロ転向 JLPGAが承認」(イーデイリー)
「15歳でのプロ転向は初…JLPGAメジャー新たな歴史を作ったイ・ヒョソン プロ転向新記録も樹立」(イルガンスポーツ)
「日本のサロンパスカップで優勝したイ・ヒョソン…15歳でJLPGAツアーデビュー」(ヘラルド経済)
「イーデイリー」はイ・ヒョソンのJLPGA入会までの過程についてこう伝えている。
「アマチュアの国家代表イ・ヒョソンが太極旗(韓国国旗)を返納してプロ転向した。優勝直後、JLPGAツアーから入会承認の手続きなどを案内されたイ・ヒョソンは、約2カ月悩んだ末、今月中旬に申請書を提出し、JLPGAツアー理事会で承認された。入会承認直後に大韓ゴルフ協会に国家代表を返納する申請書を提出し、ツアー活動を始めるためのビザ発給などを終えたあと、9月からプロ活動をスタートさせる計画だ」
「国家代表を返納する」意味
ちなみに「太極旗(韓国国旗)を返納」することの重みは、日本では伝わりにくい表現だが、これはどのような意味なのか。
実は韓国でイ・ヒョソンのプロ転向は、1日遅れの25日に一斉に報じられていた。その理由は、おそらくイ・ヒョソン側が日本でプロ転向することを韓国で大きな話題にしてほしくなかったからだろう。24日の時点で、イ・ヒョソンのプロ転向は韓国でまったく報じられていなかった。スポーツニュースが「パリ五輪」の話題で埋まるのを見計らった絶妙なタイミング。
韓国で大々的に報じられることで、さまざまな反応があることをイ・ヒョソンが気にしていたのは間違いない。というのも韓国ではナショナルチームのエースであり、これから大きな国際大会も控えている。国家代表の肩書きはエリートであることの証明でもあり、協会からの道具の支援や合宿、一流コーチからの指導などサポートも手厚い。それに国を背負うことは選手にとっては名誉でもある。だからこそ、プロ転向には相当の悩みがあったに違いない。
さらに韓国女子(KLPGA)ツアーにプロとして試合に出るには年齢制限(18歳以上)があるため、これまで恩恵を受けてきた代表の資格を返納し、母国ツアーから遠ざかってしまうことへの心配もあったはずだ。
それでもプロとして生きる道を選択したイ・ヒョソン。将来的には目標にしている米ツアー進出のチャンスもある。韓国女子アマ2連覇など国内アマでは敵なしで幼少期は“神童”とも呼ばれていたイ・ヒョソン。日本ツアーに新たな旋風を巻き起こせるか期待したい。
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