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金・銀・銅“メダルスラム”達成のリディア・コ 最年少記録を連発した天才少女がスランプ克服し“揺れない心”を手に入れるまで
17日間にわたり熱戦が繰り広げられたパリ五輪が現地時間の11日閉幕。それに先立つ10日には女子ゴルフ競技の最終日が行われ、ニュージーランドのリディア・コが金メダルに輝いた。これでリオ五輪での銀、東京五輪での銅と合わせ“メダルスラム”達成となったコだが、ここまでの道程は決して平坦ではなかった。
「今は私の人生のピーク。ただただゴルフに集中したい」
パリ五輪3日目の夜。コはSNSの自身のアカウントを一旦クローズし、心を静かに保つことに集中した。
そして最終日は、大勢の人々のおかげで五輪が開催され、大勢のファンに応援されてゴルフができることに「ただただ感謝していた。とても幸せだと思いながらプレーしていた」。

彼女が見せた圧倒的な強さは、彼女が抱く幸せな気持ちに裏打ちされ、彼女から醸し出される幸せのオーラが、彼女のボールをフェアウェイとグリーンに運び、カップに沈めたのかもしれないとさえ思えてくる。
16年リオ五輪で銀メダルを取ったときは、表彰台で「本当は泣きたかったけど、金メダリストのインビー・パークが泣いていないのに、銀メダリストの私が泣くわけにはいかなかった」。
21年東京五輪で銅メダルを取ったときは、「2つ目のメダルを母国にもたらしたことを誇りに思う」と胸を張った。
そして24年パリ五輪では「とうとう私が金メダリストになった。そう思うと、あらゆる感情が一緒になって沸き上がり、涙が溢れた」。
五輪の3つのメダルスラムは「おそらく今後は起こりえない、途轍もない偉業だろう」と米メディアは口を揃える。
かつて数々の史上最年少記録を塗り替えてきたコは、この金メダル獲得によって史上最年少の世界ゴルフ殿堂入りも確定させ、早くも米メディアは「コが次に望むものは何か?」と書き立てている。
プロ転向した当時は「30歳を過ぎてツアーで戦っていたくはない」「人生のセカンド・チャプター(第2章)がほしい」と言っていたコゆえに、「もしかしたら引退?」という声まで聞こえてくる。
だが、コいわく、「今は私の人生のピーク。ただただゴルフに集中したい」。
そう、彼女の素晴らしき「ピークのゴルフ」をもっともっと披露して、世界中のファンをハッピーにしてほしい。そして、彼女自身もハッピーであり続けてほしい。
文・舩越園子
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。百貨店、広告代理店に勤務後、1989年にフリーライターとして独立。1993年に渡米。在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続け、日本の数多くのメディアから記事やコラムを発信し続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。
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