前週Vの安田祐香はプロとして初めての日本女子OP 「今年は予選会を考えずに試合に集中できる」

　前週「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で悲願の初優勝を遂げた安田祐香が、24日公式記者会見に出席した。

　反響は大きく「連絡が来たり色んな方がおめでとうと言って下さったのでうれしい」と笑顔で話した。LINEで100件ほどの祝福メッセージが届いたという。

「インスタのDMや投稿のコメントは、全部は見切れていない」というほど、ファンからも多くの祝福メッセージが届いているようだ。

　お笑いコンビ「千鳥」のノブからも「私が小学生の頃に、芸人さんと対戦するみたいなテレビ番組に出た時にお世話になった」という縁があり、メッセージがあったことを明かした。

　アマチュアだった19年以来の「日本女子オープン」出場となる。「アマチュアの頃はナショナルチームとして出させていただいていたので、お世話になった方に会えたらうれしい。テレビとかで見ていても毎年すごく難しそうだなと思うので、しっかり準備したい」と意気込む。

　アマチュア時代に3度出場しているが「アマチュアの時は推薦で出させていただいていたので、出られるのが確定だった。プロになってからは予選会に出ないといけなかったですし、日程を組むのが難しかったです。今年は予選会を考えずに試合に集中できるので、今までとは違った心境かなと思います。まずは明日の練習ラウンドで調子を見ていきたいと思います」と話した。

　前週は雨の中、36ホールの短期決戦を制した。「先週は雨の中のゴルフだったので、スイングがちょっと変わった」と、ドライビングレンジで調整に励む。

2000年12月24日生まれ、兵庫県出身。2017年に16歳で「日本女子アマ」を制覇、19年には「オーガスタナショナル女子アマ」で3位に入るなど、アマチュアの実績は世代トップクラス。24年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でプロ5年目にして悲願の初優勝を飾った。NEC所属。