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リブゴルフに「ノーマンCEO更迭」の動き!? メジャー王者輩出など成果も出てきたなか何が解任理由に?
2024年シーズンが終了し、25年に向けて動き出しているリブゴルフ。批判を受けながらも4年目に入ろうとしている同ツアーだが、創設前からプロジェクトをけん引してきたグレッグ・ノーマンCEOが解任されるのではないかという報道が出てきている。
ノーマンCEOの体制はやはり傀儡政権か
リブゴルフが創設されて以来、PGAツアーが受けた影響は多大である。スター選手を次々に奪われたことは最大の損失だったが、優秀な選手のさらなる流出を食い止めるために支払った金額は果てしない。

PGAツアーは賞金やボーナスを急激に高額化させ、賞金総額2000万ドルのシグネチャーイベントを年間8試合も創設。選手を引き留めることと引き換えに、莫大な金額を支払っている。
今季のフェデックスカップ年間王者に輝いたスコッティ・シェフラーが懐に入れた賞金とボーナスの総額は、超破格の5400万ドル(約80億円)。
PGAツアーがそれほどの大金を必死で支払っている一方で、「予選カットもない3日間大会ばかりプレーしたら、牙を抜かれてダメになる」と言われたリブゴルフ選手たちは、世界ランキングこそ低下しているものの、その強さやうまさは、しっかり維持している。
23年全米プロではブルックス・ケプカが優勝、24年全米オープンではブライソン・デシャンボーが快勝し、リブゴルフ選手の健在ぶりをアピール。彼らの成長と磨きがかかった強さは、PGAツアーにとっては、さらなる脅威となったはずである。
こうして見ると、リブゴルフはツアーも選手も、結構うまくいっている。それなのに、なぜノーマンがCEOから外されると見られているのか。
強いて引責を求められる要素として考えられるとすれば、ノーマンが考案した「予選カットなしの3日間54ホール、ショットガンスタート」というリブゴルフのフォーマットがトラディショナルなゴルフファンからは、なかなか馴染んでもらえず、TV放映権契約を米国のキー局と結ぶこともできず、やっと契約できた米CWによるTV中継の視聴率は惨憺たる数字に留まっていることだ。
だが、「予選カットなしの3日間54ホール、ショットガン」は、リブゴルフの最大の特徴であり、それをノーマン外しの理由とするのは、あまりにも無理がある。TV放映権契約がなかなか取れず、視聴率が上がらないことも、ノーマンだけのせいではない。
それでもノーマンがCEOから外されるのだとすれば、それは昨年の統合合意の内容の一部が実現されるというより、それ以前のリブゴルフ創設時から漏れ聞こえていた「ノーマンCEOの体制は傀儡政権」という声が、本当だったことを示すことになりそうである。
リブゴルフ創設のために奔走し、フォーマットを考案し、スター選手を集めてきたノーマンが、リブゴルフを軌道に乗せたところで「もう、いいよ」と肩を叩かれるのだとしたら、ノーマン以上にPIFが上手(うわて)だということなのだろう。
上には上がいる――サバイバルな競争社会の宿命とはいえ、なにやら、やるせない気持ちにもなる。
文・舩越園子
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。百貨店、広告代理店に勤務後、1989年にフリーライターとして独立。1993年に渡米。在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続け、日本の数多くのメディアから記事やコラムを発信し続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。
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