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ダンロップフェニックス初日は佐藤大平が首位 「良かったところを探すのは大変」松山英樹と「自分の悪い部分が出た」石川遼の順位は?
国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」初日、佐藤大平(さとう・たいへい)が6アンダーで単独首位に立った。
松山英樹と石川遼の組に初日から人だかり
◆国内男子プロゴルフ
ダンロップフェニックストーナメント 11月14~17日 フェニックスカントリークラブ(宮崎県) 7042ヤード・パー71
国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」初日、佐藤大平が6アンダーで単独首位に立った。
10番からスタートした佐藤は11、12番で連続バーディーを奪うと18番でもスコアを1つ伸ばし、3アンダーでハーフターン。折り返した1番もバーディーとした。3番でボギーを喫したものの、上がりの7、8、9番では圧巻の3連続バーディー。阿久津未来也ら2位タイグループを1打上回った。
5アンダー2位タイには阿久津の他、アクシャイ・バティア、マックス・マクグリービーの海外招聘選手、ショーン・ノリス、ジュビック・パグンサン、木下稜介がつける。
今大会最大の目玉は何といっても予選同組となった松山英樹と石川遼。初日から大勢のギャラリーを引き連れてのプレーとなった。
ホストプロで歴代優勝者の松山は4アンダー8位タイとまずまずの出だしだが、本人はまったく納得いっていない様子。“松山節”で次のように振り返った。
「良かったところを探すのは大変ですが、10番ホールのティーショットがフェアウェイに出てきてくれたのが、今日一日を占っているかなと思います」
10番からスタートした松山は朝イチのティーショットを大きく曲げながらもフェアウェイに戻ってくるラッキーを生かしてこのホールをバーディー。2日目以降に向けては「1番ホールで左に曲げないように気をつけます」と自嘲気味に語りながらも、自身を目当てに詰めかけた大勢のギャラリーのため「少しでも良いプレーができるように頑張りたいなと思います」と締めくくった。
前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で今季2勝目を挙げた石川はイーブンパー48位タイとやや出遅れ。3つのバーディーと3つのボギーが交互に来る一進一退の1日となった。
前週優勝争いの疲れはないか問われ、「自分ではまったく感じないんですが、いいところを見せたいなと思うじゃないですか(笑)。そこら辺で自分の悪い部分が出たかなと思います」と、冗談めかして反省を口にした。
松山とのペアリングについても「気持ち的には楽しかったし、もっと良いプレーをしたいなと思いながら逆を行ってしまった感じで、まだまだだなという感じです」と反省するが、2日目以降追い上げて日本ゴルフ界のスター2人が優勝争いを見せてくれることに期待したい。
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