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うんめーーーーー! バンカーからでも距離感“ドンピシャ” 名手・鈴木愛が魅せた技ありの一打に熱視線
国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディス」。今季2勝を挙げている鈴木愛(すずき・あい)が、3日目の最終18番パー4で華麗な“バンカーショット”を披露した。
「鈴木愛がバンカーから距離感バッチリのナイスリカバリー」
◆国内女子プロゴルフ
大王製紙エリエールレディス 11月14~17日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6575ヤード・パー71
国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディス」3日目。
今季2勝を挙げている鈴木愛がバンカーから“完璧な”リカバリーショットを披露し、ギャラリーから大きな拍手が送られた。
この日はボギーフリーの6バーディーを奪う会心のゴルフを見せ、スコアを大きく伸ばして迎えた最終18番。しかし、セカンドでグリーンに乗せられず、ボールは右手前のバンカーへ。
ややアゴに近い難しい位置から狙いを定めて力強く振り抜いた3打目はピン手前に着弾。そこから転がったボールはカップのわずか横を通り抜けていくも、ピンそばでピタリとストップ。ほぼ完璧な距離感のナイスリカバリーで、最終ホールで迎えたピンチから一転、きっちりパーセーブをしてこの日のラウンドを終えた。
「鈴木愛がバンカーから距離感バッチリのナイスリカバリー」「暫定2位タイでホールアウトしました」と、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式X(旧ツイッター)には実際の映像が公開。
この一打に思わず「うまい……」と心の声がもれる解説の佐伯三貴。さらに「これはいいバンカー(ショット)ですね」と称賛し、アナウンサーも「素晴らしいですね」と、名手の華麗な一打を絶賛している。
初日から「67」「66」「65」と抜群の安定感を見せている鈴木は、ルーキーの政田夢乃と並び通算15アンダーの2位タイで最終日へ。
首位に立つ山下美夢有とは4打差。さらなる伸ばし合いも予想される最終決戦で、逆転での今季3勝目をつかめるか。
鈴木 愛(すずき・あい)
1994年5月9日生まれ、徳島県出身。2013年にプロテスト合格し、ツアー本格デビューの翌14年に早くも初優勝を国内メジャーの日本女子プロゴルフ選手権で飾る。その後も順調に勝利を積み上げ、17年、19年には賞金女王の座に輝く。ツアー通算20勝。セールスフォース所属。
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