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- 注目集まるJLPGA… 総会で一件についての話は出ず!? 渦中の理事も再任 「協会として事実確認中」
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の定期社員総会が17日、都内で開催され、5日に週刊文春で報じられたプロキャディーと女子プロゴルファー3人との不倫問題について小林浩美会長が言及した。
“異常な”会見が恒常化しているJLPGA
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の定期社員総会が17日、都内で開催された。
JLPGA定期総会は、シーズン開幕後というタイミングもあり、例年リアルで出席する会員(社員)が少ない。今年も出席が21人、委任状が986人だったが、社員(会員)総数1321人の2分の1を超えていたため総会は成立。昨年度事業報告と、事業計画、昨年12月の選挙で選ばれていた理事7人が承認されたことが発表された。

小林浩美会長は「『承認された』ということだけで、総会の内容についてはお話しません」と多くを語らなかった。
定例総会後は資料配布もなければ発表もわずかという“異常な”会見が恒常化しているJLPGAだが、今年は例年以上に理事たちの表情が硬い。理由のひとつが、複数プロが絡むスキャンダル(1)と、相談された理事1人の不適切と思われる対応(2)が週刊誌で報じられたことにある。
開幕前に出た(1)に対しては5日に、公式ウェブサイト上で「選手個人の私生活上の行為については必要がない限り関与しませんが、必要に応じて、事実関係の調査、及び同調査に基づく適切な対応を講ずることを検討いたします」と公式見解を示している。
ただ、理事も登場する続報が出たことで、会員の個人的な話にとどまらず、<理事=協会>がかかわる話になっている。だが、この日の総会でもその件についての話が出ることはなく、その後の会長始め理事4人による会見でも「総会の内容についてはお話しすることはございません」(小林会長)の一点張りだった。
報道についての調査次第では理事承認にも関わってくるがそれもスルー。「協会として事実確認中なので回答は控えさせていただきます」と言い続けた。
野球やサッカーのようにチームが選手を雇用しているわけではないため、公式見解通り、私生活に干渉しないという基本的スタンスは理解できる。ただ、理事の対応があったかどうか、あったとすればそれが適切だったかどうかは、公のこととして対処しなければならない話。協会の資質が問われることになる。
ツアーの人気があるということは、試合以外の部分にも注目が集まるということ。問題が起きれば個人にせよ組織にせよ、ことが大きくなる可能性は高くなる。それをしっかり認識し、対応することができないと、飛ぶ鳥を落とす勢いに見えるJLPGAが足元をすくわれることになりかねない。
<新体制の役職は以下の通り>
会長:小林浩美
副会長:竹内弓美子
副会長:寺沢範美
副会長:松尾貴子
理事:福本佳世
理事:下井清美
理事:森本多津子
※敬称略
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