青木瀬令奈が「67」で8年ぶりの単独首位発進　1打差2位に吉田優利と木村彩子　渋野日向子は3打差4位

　国内女子ツアーの第2戦「Vポイント×SMBC レディス」が21日に開幕。第1ラウンドが行われ、全36組108人がホールアウトした。

　ツアー5勝の32歳・青木瀬令奈が、4番パー5からの3連続含む6バーディー、1ボギーの「67」をマーク。5アンダーで単独首位発進を決めた。

　青木の単独での首位発進は、5位タイで終えた2017年3月「ヨコハマタイヤPRGRレディス」以来8年ぶりとなる。タイを含めると23年10月「スタンレーレディスホンダ」以来。

　首位と1打差の4アンダー2位タイに、米ツアーメンバーの吉田優利と木村彩子がつけている。

　首位と3打差の2アンダー4位タイに、国内ツアー今季初参戦の渋野日向子、開幕戦2位タイの菅楓華、ツアー6勝の笠りつ子、渡邉彩香が並んでいる。

　続く1アンダー8位タイグループに、21年大会覇者で前年プレーオフで惜敗した小祝さくら、ルーキーの吉田鈴、昨季3勝の桑木志帆らが並んでいる。

　米ツアーを主戦場とする勝みなみはイーブンパー19位タイ。岩井明愛は前年覇者の鈴木愛と並び1オーバー29位タイ。開幕戦を制した岩井千怜は、佐久間朱莉、小林夢果らと並び2オーバー44位タイで初日を終えている。

　西村優菜は一時7オーバーまで落としたが、12番パー5からの3連続バーディーで4オーバー76位タイまで巻き返している。

　13歳のアマチュア須藤弥勒は「88」をたたき、16オーバーで最下位の108位に沈んでいる。

＜初日の主な成績＞
1位／－5／青木瀬令奈
2位T／－4／吉田優利、木村彩子
4位T／－2／渋野日向子、菅楓華、笠りつ子、渡邉彩香
8位T／－1／吉田鈴、小祝さくら、申ジエ、桑木志帆、大里桃子、青木香奈子、ペ・ソンウ、セキ・ユウティン、リ・ハナ、永井花奈、中村心
19位T／E／勝みなみ　ほか
29位T／＋1／岩井明愛、鈴木愛、臼井麗香　ほか
44位Ｔ／＋2／岩井千怜、小林夢果、佐久間朱莉　ほか
76位Ｔ／＋4／西村優菜　ほか
99位Ｔ／＋6／稲見萌寧　ほか
108位／＋16／須藤弥勒（アマ）