- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- 渋野日向子は初日4位タイの好発進も「私は何かしらやらかすタイプ。もうフガフガしない(笑)」
21日に開幕した国内女子ツアーの第2戦「Vポイント×SMBC レディス」。ホステスプロを務める渋野日向子(しぶの・ひなこ)が初日を4バーディー、2ボギーの「70」で回り、2アンダーの4位タイ発進を決めた。
「パターがしぶとく決まってくれた」
◆国内女子プロゴルフ 第2戦
Vポイント×SMBC レディス 3月21~23日 紫カントリークラブ すみれコース(千葉県) 6668ヤード・パー72
最終18番ホールの3打目。渋野日向子はピンまで残り78ヤードを58度で打った。グリーンに落ちた球はスピンがかかってピンそばに寄り、そのまま入るかとも思われたスーパーショットに。
「いい感じで飛んでいってくれた」と最後はバーディーで締めくくり、大歓声を浴びるなか、2アンダーの4位タイでフィニッシュした。

7カ月ぶりの日本ツアー参戦。初日からその姿を一目見ようと、平日の金曜日にもかかわらず1番のスタートホールには大勢のギャラリーが詰めかけた。
この日のギャラリー数は4755人だが、渋野をお目当てにしていたゴルフファンも多いはず。ティーイングエリアで名前が呼ばれると大きな拍手で迎えられ、ティーショットを放つとさらに歓声が上がった。
「Vポイント」契約のホステスプロとしての出場で多少の気負いはあるにせよ、初日からギャラリーを沸かせるプレーで魅せた。
2番パー4でバーディーを先行。5番パー4は4メートルを沈めてバーディー。8番と11番のパー3をボギーにするも、12番パー5はバウンスバックで取り返した。
最終ホールはきっちりとバーディーで締め、「パターがしぶとく決まってくれた。しっかり自分の打ちたいところに打ち出せていたので、それがラインも読めていた要因。ミスパットは本当に少なかった」と振り返った。
「自信につながるスコア。最近ではなかなかない」
ここ数年、渋野がスポットで参戦した日本ツアーは結果が出せていない。
2023年の「ブリヂストンレディス」と「サントリーレディス」は予選落ち。24年の「北海道meijiカップ」も予選落ちと、ファンにいい姿を見せられていないことに責任は感じている。
「昨年のmeijiもボロボロ。いいとこなしが多かったのですが、今日は耐えながらゴルフができました。ギャラリーも多くて日本でしか見られない光景。毎回帰ってくるたびにありがたみを感じて楽しんでできています。たくさんの方に応援していただいて、本当に楽しい。刺激になる1日でした」
2日目以降については「私は何かしらやらかすタイプなので、明日はどうなるか分からない(笑)」と笑う。やらかさないためにどうするのかについては「もうフガフガしない(笑)。今日は結構、冷静にいきましたよ、珍しく」と自身のプレーを褒めていた。
「自信につながるこのスコアで回れたのはすごくうれしいし、最近ではなかなかないことなので、欲張りすぎずいきたい」と、迷わず“フガフガ”しないプレーで上位フィニッシュを狙う。
渋野 日向子(しぶの・ひなこ)
1998年生まれ、岡山県出身。2019年の「AIG全英女子オープン」でメジャー初制覇。同年は国内ツアーでも4勝をマークし、賞金ランキング2位と躍進した。2020-21シーズンは「スタンレーレディスゴルフトーナメント」「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」で勝利。22年からは米ツアーを主戦場としている。サントリー所属。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
-
ナイスショット連発で上重アナも仰天!? キャロウェイ「ELYTE」シリーズをラウンドで使用するとアマチュアにとって大きな恩恵が!<PR>
-
【連載コラム】なぜフォーティーンのクラブは人を魅了するのか? 美しいフォルムに宿る揺るぎない性能・その秘密を開発者に聞く<PR>
-
クラブと体の「接点」は重要! テーラーメイドのツアーボール「TP5」「TP5x」と「プレイヤーズ グローブ」は細部までこだわった逸品<PR>
-
もはやゴルフウエアに見えない!? 「& GOLF」が作り出した日常に溶け込める新定番ウエアスタイルでオシャレに街へ!<PR>
-
ゴルファーの9割は勘違いしている!? 超人気パターコーチが語った「モデル別アライメントボール」の正しい活用法
ranking