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- 馬場咲希がLPGAの“前代未聞”ミスにSNSで言及「相当動揺しました」 1試合「出場機会」を逃していた件
米国女子ツアー(LPGA)を主戦場とするルーキーの馬場咲希(ばば・さき)が、LPGAのミスにより今季レギュラーツアー1試合の出場機会を失っていた件について言及した。
本来ならば今季第2戦「ファウンダーズカップ」に出場できた
米女子ツアー(LPGA)を主戦場とするルーキーの馬場咲希が、LPGAのミスにより今季レギュラーツアー1試合の出場機会を失っていた件について言及した。

30日(日本時間31日)「フォード選手権」を自己最高の6位タイで終えた後、自身のインスタグラムに「本当はフロリダの試合に出場できていたみたいです。今回会場入りした際に、LPGAの間違いで出場できなかったという事をLPGAの方に教えてもらいました。フロリダにはチームのみんなと、いつもより早く米国に入って頑張って準備していたので『えっ?』と相当動揺しました。ただ、チームのみんなが冷静に対応してくれたおかげで、今回はプレーに集中することができました。心強いサポートに本当に感謝しています!」と綴った。
LPGAはシーズン開幕時(1月16日付)に発表した出場優先リストで、本来は優先順位が370番目だったソフィア・ポポフ(ドイツ)を誤って57番目に記載していた。今季序盤の3大会で、ポポフがフィールド入りしたため、それぞれの大会で1人ずつ、馬場を含む3人が出場機会を逃していた。
馬場は、今シーズン第2戦の「ファウンダーズカップ」(2月6日開幕/フロリダ州)で待機選手の1番目として会場入りしていたが、チャンスはめぐってこなかった。
前週「フォード選手権」最終日を首位と6打差の14位タイからスタートした馬場は、7バーディー、1ボギーの「66」でプレーし、通算18アンダーまで伸ばして日本勢最上位&ツアー自己最高の6位タイでフィニッシュ。2番パー5でバーディーを先行すると、3番パー3もバーディー。さらに7番から3連続バーディーを奪い、前半だけで5つスコアを伸ばす活躍を見せた。
投稿では「最終日になんとリディア・コ選手と同組でプレーするという、夢のような経験をさせていただきました。正直緊張もありましたが、リディア選手の優しさと素晴らしいプレーにとても刺激を受けました。本当にありがとうございました!」とレジェンドと競演できた喜びを表現し、「これからも一歩一歩、着実に前進していけるよう頑張ります!引き続き応援よろしくお願いします」と次戦に向け意気込んだ。
馬場 咲希(ばば・さき)
2005年4月25日生まれ、東京都出身。父親の影響で5歳からゴルフを始める。東京都ジュニアゴルフ選手権(18年)、関東ジュニアゴルフ選手権(19年)、東京都女子アマチュアゴルフ選手権(21年)などで優勝。22年「全米女子オープン」に予選会を経て出場し、決勝ラウンドに進んで49位。同年8月の「全米女子アマ」では、日本勢として1985年の服部道子以来、37年ぶりとなる優勝を手にした。2023年プロテスト合格。24年の最終予選会で24位に入り、25年から米女子ツアーでプレーする。
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