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「100ラウンド以上して誰よりも熟知しているコース」で初Vへ! 昨年2位のリベンジに燃える佐久間朱莉が“自宅通勤”で好発進
国内ツアー第5戦「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」初日は雷雲の接近によりサスペンデッドとなった。
自宅通勤がいい意味で緊張感をほぐしてくれる
◆国内女子プロゴルフ 第5戦
富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 4月11~13日 石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県) 6585ヤード・パー72
朝は元気に「行ってきま~す」、夕方にはペコペコのおなかを抱えて「ただいまぁ~」。まるで子供に戻ったかのような毎日が、佐久間朱莉の好発進につながっている。
雷雲接近でその後の天気回復が見込めないためサスペンデッドとなった「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」初日。14番を終えて5アンダー暫定3位タイの佐久間は、終始笑顔でプレーを続けた。
戦いの舞台、石坂ゴルフ倶楽部は、自宅から車で「20~30分」。中学時代から100ラウンド以上しているコースは、隅から隅まで熟知している。「出場している中でコースが一番頭に入っているのは間違いありません」と胸を張り、7アンダー暫定首位の安田祐香(14番終了)をピタリと追走している。

昨年大会は最終日を首位タイで迎え、最終組でプレーした。途中、単独首位に立ったが、阿部未悠に逆転負け。初優勝を逃して悔し涙にくれた。
だが、その悔しさも大きな糧になっていることを十分に自覚している。「勝てなかったけど、最終日最終組でプレーできたことで初めて自信がつきました。その後に生きています」と、何度も優勝争いの経験を積んだ。
一回り大きくなって、今年こそ勝ちたい。「その気持ちは、このフィールドにいる誰よりも強いです」といい切った。
オフに入って「Hitachi 3Tours Championship」にJLPGA代表として出場した時にも、エネルギーとなる悔しさを味わった。
「他の選手は全員優勝しているのに、私だけが勝ててなかったんです。『優勝しないでここに来るのがすごいんだよ』っていってくれる人もいっぱいいたんですけど、私は勝って出たかった」
竹田麗央、岩井明愛、千怜、小祝さくら、古江彩佳、桑木志帆、河本結。確かに佐久間以外はみんな勝利の美酒を味わっている。今年こそ優勝して堂々とツアーの代表になりたい。
勝利への強い気持ちを、いい具合に緩和してくれているのが、シーズン中は珍しい自宅からの“通勤”だ。毎朝、ホテルで部屋の鍵を閉めて、コースに通う“出張状態”がプロたちの日常だが、今回はまったく違う。
家族に挨拶して出かけ、帰ってきて声をかけることができるのがうれしい。「いい意味で試合感がないです」と笑顔が弾ける。
外食が主になってしまういつもの試合と違い「水曜日は肉じゃが、木曜日はピーマン肉詰め」と、母の家庭料理を味わい「よく眠れます」という自分の寝床で英気を養う。初優勝への緊張を支えるのに、これほど力強いものはない。
なお、第1ラウンドの残りは12日朝7時から再開される予定。
佐久間 朱莉(さくま・しゅり)
2002年12月11日生まれ、埼玉県出身。アマチュア時代はナショナルチームで活躍。コロナ禍で延期となっていた20年度のプロテストにトップ合格。24年シーズンはメルセデス・ランキング8位に入り、3年連続3回目のシードを獲得した。大東建託所属。
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