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- “夢は叶う”を「マキロイが見せてくれた」 佐久間朱莉は悲願の初Vで“グリーンジャケット”獲得
これまでにタイを含め2位を4回、3位を6回経験する佐久間朱莉(さくま・しゅり)が悲願の初優勝を果たした。
これまでにタイを含め2位を4回、3位を6回経験する佐久間
◆国内女子プロゴルフ 第6戦
KKT杯バンテリンレディス 4月18~20日 熊本空港カントリークラブ(熊本県) 6565ヤード・パー72
悲願の初優勝へ。22歳の佐久間朱莉は、最終日を首位の堀琴音と1打差の通算6アンダーから出て、5バーディー、ノーボギーの「67」でプレーし逆転。2位以下に2打差をつけて優勝カップを手にした。

これまでにタイを含め2位を4回、3位を6回経験する佐久間。優勝インタビューでの第一声は「やっと勝てました!」だった。優勝会見でも「すごくホッとした気持ちと、やっと勝てたという気持ちがあります」と正直な思いを吐露した。
数多の優勝争いを経験してきたが、「正直、朝からあんまり緊張せずに普段通りプレーできました。結果としてはパーパットを決めきれていい流れを切らさずにプレーできたことが大きかった」と、この日の勝因を振り返った。
「経験が段々と増えてきたことで“いける!”と思いました」と自信をもって臨んだ最終日。13日に、ローリー・マキロイ(北アイルランド)が、4大メジャー制覇“生涯グランドスラム”に王手をかけてから、11回目の「マスターズ」で大会初制覇を遂げたことが背中を押した。
「マスターズで夢は叶うということをマキロイが見せてくれた。きょうの朝、自分自身もトレーナーさんに『自分を信じて戦ってきます!』と言ってスタートしていきました。最後まで自分を信じてプレーできたと思います」。そして、マキロイと同じ色のジャケットに袖を通し「ちょっとうれしい気持ち」と頬を赤らめた。
同期の岩井ツインズら多くの選手が海を渡っている。それでも「いまは『全米』『全英』などのメジャーには行きたいけど主戦場を向こうにする前にもう少し日本でがんばりたい」と、佐久間の米国への気持ちはアイドリング状態だ。
同期の岩井ツインズら多くの選手が海を渡っているが、「いまは『全米』『全英』などのメジャーには行きたいけど主戦場を向こうにする前にもう少し日本でがんばりたい」と、米国への気持ちはアイドリング状態だ。
「1つ勝つと、次は2つ勝ちたくなるので。次の目標は2勝目です。そこに向けてやることはいままでと変わらないと思う。これまでと同じように勝ちにこだわりたいです」。まずは自身の夢のひとつ。「とくに勝ちたい」という、5月の国内メジャー「サロンパスカップ」に照準を合わせる。
佐久間朱莉(さくま・しゅり)
2002年12月11日生まれ、埼玉県出身。アマチュア時代はナショナルチームで活躍。コロナ禍で延期となっていた20年度のプロテストにトップ合格。24年シーズンはメルセデス・ランキング8位に入り、3年連続3回目のシードを獲得した。25年4月「KKT杯バンテリンレディス」で悲願の初優勝を遂げた。
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