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「だから私も全力で…」申ジエも賛辞 藤田さいきが最後までみせた“プロの矜持” ドクターストップも棄権せず意地のプレー
大会最終日、7アンダーで並んだ申ジエ(しん・じえ)とのプレーオフで敗れた藤田さいき(ふじた・さいき)の姿を見て、絶句するしかなかった。
薬を飲みながら熱を下げて試合に出場していた
◆国内女子プロゴルフ 第8戦&メジャー第1戦
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 5月8~11日 茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県) 6675ヤード・パー72
プロゴルファーがここまでして戦う理由とはなんなのだろうか――。大会最終日、7アンダーで並んだ申ジエとのプレーオフで敗れた藤田さいきの姿を見て、絶句するしかなかった。

大会期間中は39度の熱が続き、薬を飲みながら熱を下げて試合に出場していた。オンライン診断で主治医に体調を見てもらっていたが、もちろん「棄権すべき」との判断。
ただ藤田は「メジャーですからね。ここで棄権したらみんなビックリするでしょう」とキッパリ。棄権して当然の体調のところ、むしろこの状態で試合に出ていることのほうが驚きだ。
とにかくメジャー大会を初日から首位発進したことで、棄権という判断はなかったといえば当然かもしれない。プレーオフのあとは青木瀬令奈と抱き合い涙を流していたが、自力で歩けない状態に。最後は背負われて退場し、その後は救護室へ移動。救急車で市内の病院に搬送された。意識はあるという。
2010年「日本女子プロゴルフ選手権」以来のメジャー優勝とはならなかったが、最後まで戦う姿にプロアスリートの矜持を見た。申ジエも「体調が悪いにもかかわらずメジャーで勝ちたいという気持ちが伝わってきた。だから私も全力で戦おうと思った」と藤田の闘志に賛辞を送っていた。
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