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パー4で楽々“1オン”の衝撃ティーショット… 「全米OP」覇者が放った“美しすぎる”フェードボールはアマチュアでも実現可能?
PGAツアーの解説も務めるゴルフスイングコンサルタント・吉田洋一郎氏が、ツアーの第一線で活躍する選手のプレーを独自の視点で分析。今回は「全米オープン」を制したJ.J.スポーン選手が、最終日の17番・314ヤードのパー4で放った“ティーショット”に注目しました。
ポイントは腕の力に頼らないスイング
PGAツアーの公式Xに「全米オープン」覇者、J.J.スポーン選手がパー4で1オンしたティーショットが公開されています。このシーンが撮影されたのは大会最終日。314ヤードの17番ホールです。

優勝争いの終盤でスポーン選手が放ったティーショットは花道に着弾。グリーンを転がってピンの真横を通り過ぎ、ピン奥7~8メートルに止まりました。
あと少しで“ホールインワン”というスーパーショットで1オンに成功し、2パットでバーディーを奪取。最終ホールでも約20メートルのバーディーパットを沈め、通算1アンダーでメジャー初優勝を飾りました。
最終ホールのロングパットはもちろん素晴らしかったのですが、私は17番のティーショットが勝負の決め手になったと感じています。
スポーン選手は元々ショット力に定評があるプレーヤー。その正確性を生んでいるのはフェードボールです。彼はオーソドックスなフェードヒッターで、今回紹介したティーショット動画も美しいフェードボールでグリーンをとらえていました。
オーソドックスなフェードヒッターと感じる要素はいくつかあります。一つは腕の力に頼らずにスイングしている点。アドレス時の両腕の間隔を変えずにバックスイング、トップ、ダウンスイングと移行しているのがその証拠です。
腕に力が入ると両腕の間隔が変わりやすいですが、スポーン選手は腕をリラックスさせて体と腕をシンクロさせ、アウトサイド・イン軌道をつくっています。
フェードボールの習得には“直ドラ”練習がオススメ
体がスムーズに回転しているのもスポーン選手のスイングの特徴です。体を常に回し続けるのもフェードボールを打つポイントの一つ。スポーン選手の切り返しを見ると、下半身、上半身、腕、クラブと下から順番に動いていることが分かります。動かす順番を守って切り返すことで、フィニッシュまでしっかり体を回し続けることができるのです。
また、フェードボールは弾道をコントロールしやすい球筋でもあります。スポーン選手のようにパー4で1オンさせるのは難しいですが、パー3のティーショットやパー4のセカンドショットでフェードボールは武器になるでしょう。
マスターしたい人には“直ドラ”練習がオススメ。地面にあるボールをドライバーで打ちたい時、アッパー軌道ではダフりますし、上からヘッドを入れ過ぎてもボールを前へ飛ばすことができません。ほどよいダウンブローで、インパクトしなければいけないわけです。
理想の入射角でインパクトするコツはスポーン選手のスイングイメージで、つまり腕の力に頼らず、切り返しの順番を守って体を回転させて振ること。その際はアドレス時のフェース面をキープしながらスイングすることもポイントです。
直ドラで低いフェードボールが打てればOK。ぜひ練習場で試してみてください。
J.J.スポーン
1990年生まれ、米国出身。サンディエゴ州立大学で活躍後、2012年にプロ転向。下部ツアーで腕を磨き、16年の秋にPGAツアー昇格。ツアー初勝利は22年の「バレロテキサスオープン」。25年シーズンは「コグニザントクラシック」で2位に入ったほか、「ザ・プレーヤーズ選手権」ではローリー・マキロイとのプレーオフに敗れて2位に入るなど好成績を残す。オークモントCCで開催された同年の「全米オープン」でメジャー初勝利を成し遂げた。
【解説】吉田 洋一郎(よしだ・ひろいちろう)
1978年生まれ、北海道出身。世界のゴルフスイング理論に精通するゴルフスイングコンサルタント。デビッド・レッドベターから世界一流のレッスンメソッドを直接学ぶ。毎年数回、米国、欧州へ渡り、ゴルフに関する心技体の最新理論の情報収集と研究活動を行っている。欧米の一流インストラクター約100名に直接学び、世界中のスイング理論を研究している。海外ティーチングの講習会、セミナーなどで得た資格は20以上にのぼる。
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