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女子ゴルフ3日目の成績 佐久間朱莉が首位・河本結に肉薄 年間レーストップ走る22歳が見せた“独自の発想”とは?
「アース・モンダミンカップ」3日目。年間女王争いでトップを走る佐久間朱莉(さくま・しゅり)が順位を一つ上げて首位に肉薄。今季3勝目を狙って最終日に臨む。
「自分が設定した目標に向かっていけてるんです」
◆国内女子プロゴルフ
アース・モンダミンカップ 6月26~29日 カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県) 6688ヤード・パー72
自信こそが、メルセデス・ランキング首位を走る佐久間朱莉の強さを支えている。
ムービングデーのこの日、最終組でプレーしたのは通算10アンダー首位の河本結、2打差2位の菅沼菜々、さらに1打遅れて佐久間という顔ぶれだった。

初日、2日目と逆の風に翻弄され「イメージがつかなかった」と河本が苦戦する間に菅沼が追い付く。あっという間に菅沼が逆転するが、14番のトリプルボギーで再び転落。混戦模様を繰り広げる間、佐久間は自分のプレーに集中していた。
17番では今年のコースに合わせ、左の16番に打っていく攻略法で見事にバーディー。通算10アンダーで首位に返り咲いた河本に並んだ。
最終ホールのボギーで1打ビハインドになったが、それでも菅沼と並ぶ2位タイ。逆転の可能性十分な位置でプレーを終えた。
今季、「KKT杯バンテリンレディス」で待望の初優勝を飾ると、「ブリヂストンレディス」で早くも2勝目。プレーはもちろん話し方も顔つきも自信に満ち溢れたものに変わった。
「う~ん、初優勝は大きかったですね。あと4日間大会(ブリヂストン)に勝てたのも自信になりました。去年までは4日間大会の3日目になると緊張したりしたんですけど、今は、緊張はもちろんしますけど、自分のプレーに集中できてる。自分が設定した目標に向かっていけてるんです」と自己分析。照れくさそうにだが誇らしげな表情をのぞかせる。
優勝争いについて「自分自身が伸ばしていかないといけない展開になると思うんで、早いうちに追いついて伸ばせるようなプレーをしたいと思います」と口にした。
白地にショッキングピンクでメーカーのロゴが散りばめられたセットアップを着用。いいプレーをすることで、契約プロとしての仕事もしっかりとこなした。
プロの場合、同メーカー契約なら同じウエアが届くのは当たり前だが、佐久間は独自のコーディネートを心がけているという。「今日はこのまま届いたので珍しくセットアップですが、柄、柄(のコーディネート)は私には珍しいですね。人と同じが好きじゃないので、組み替えちゃうことも多いです」と笑う。
ゴルフもウエアのコーディネートも独自の発想を持ち、自信も身にまとった佐久間が狙うはシーズン3勝目。メルセデス・ランキング首位の座を盤石にするべく、静かに牙をむく。
3日目を終えた上位陣の顔ぶれは以下の通り。
1位/-10 河本 結
2位T/-9 佐久間 朱莉
2位T/-9 菅沼 菜々
4位T/-7 小林 光希
4位T/-7 鈴木 愛
6位T/-6 櫻井 心那
6位T/-6 安田 祐香
6位T/-6 高木 優奈
6位T/-6 菅 楓華
6位T/-6 泉田 琴菜
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