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- 吉田優利が記録したメジャー大会での「63」は日本選手で2人目の快挙だった! 吉田の前に「63」を出した唯一の選手は誰?
女子メジャー今季第4戦の「アムンディ・エビアン選手権」が終了、日本人最高は竹田麗央の11位タイだった。日本選手の優勝はならなかったが、今大会では3日目に吉田優利が「63」という爆発的スコアをマーク。実はこのスコアは、メジャーでの日本人最高スコアタイ記録だった。
2022年に古江彩佳も「63」を記録
女子メジャー今季第4戦の「アムンディ・エビアン選手権」は竹田麗央の11位タイが最高位と日本選手は上位に食い込むことができなかった。それでも、3日目に吉田優利がマークした63は特筆すべきもの。日本選手2人目の快挙だったのだ。
「アムンディ・エビアン選手権」初出場の吉田が第3ラウンドでみせたプレーは圧巻だった。スタートの1番でバーディーを奪ったのを皮切りに、3番、7番、8番とバーディーを決めてアウトは4アンダーの31。インではパーを4ホール続けたあと、14番から3連続バーディー。さらに、18番パー5ではグリーン左バンカーからの3打目を寄せてこの日8個目のバーディーを決め、トータル63でホールアウトした。

米女子ツアーはどんどんスコアを伸ばせるセッティングにすることがしばしばある。今年も岩井明愛が「ホンダLPGAタイランド」で初日に62、最終日に61という見事なスコアでプレーした。
岩井明を含め、日本選手が米女子ツアーで62以下をマークしたことは計10例ある。日本女子ツアーでの62以下はツアー全体で15例だから、米女子ツアーのほうが圧倒的に好スコアを出せるチャンスがあることが分かる。
だが、メジャーとなるとそう簡単に好スコアは出ない。日本選手がメジャーで61や62を出したことはなく、ベストスコアは63。しかも、2022年の「アムンディ・エビアン選手権」初日に古江彩佳が出した1回だけだった。つまり、今回の吉田の63は日本選手2人目の快挙だったのだ。
全選手を対象にしてもメジャーで63以下のスコアを記録した例は少ない。長い歴史の中でも吉田がようやく23人目(25例目)だったのである。今年の「アムンディ・エビアン選手権」では3日目に吉田より後でホールアウトしたリュウ・ルイシン(中国)、最終日にエンジェル・イン(米国)も63を出しており、通算25人(27例)となった。
吉田の63を「自己ベスト」と報じていたメディアが多かった。確かに自己ベストには違いないのだが、そんなレベルで片づけるのはもったいないくらいのすごい記録だったということを知ってほしい。
記録的スコアの翌日は世界トップ選手でも苦戦する
63を出して首位から2打差の7位タイに浮上した吉田は上位を目指した最終日に3オーバーの74と苦戦した。
記録的なスコアをマークした翌日のプレーは非常に難しい。実際、データを調べるとメジャーで63以下を出した選手の翌日のスコアは平均で約8ストローク悪い。古江も63の翌日は72だったし、クリスティ・カー(米国)やパク・ソンヒョン(韓国)、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)といった世界ランキング1位経験者ですらオーバーパーを叩いている。何かが狂ってしまうのだ。
吉田も前日とはまるで違う感覚に陥っていたことだろう。それでも、最後の3ホールで2バーディーを奪ったことは前向きにとらえていい。
15番までバーディーなしの5ボギーで順位を大きく落としていた吉田は16、18番のバーディーで21位タイにまで戻して大会を終えた。シードにかかわるCMEポイントを48.100獲得。トータル265.500ポイントとしてランキングを大会前の74位から67位に上げた。シードは80位までだから、初めてのシード獲得へ一歩前進したといっていいだろう。
ルーキーイヤーの昨年、吉田の同時期のCMEポイントはわずか15.280で158位にすぎなかった。終盤、「ロッテ選手権」5位タイなどでやや盛り返したがランキング102位でシード入りならず。今年は最終予選会を経て再挑戦しているわけだ。
竹田や山下美夢有、岩井姉妹ら大活躍中のルーキーズの影に隠れがちだが、今年の吉田は着実に成長した姿でプレーしている。フェアウェイキープ率やパーオン率、平均パット数など多くの部門が前年を上回っており、それが出場13試合中予選落ち3回だけという安定感につながっている。今回の63は、かみ合えばこれだけのスコアが出せる状態になっていることを示したのではないだろうか。
初シード獲得へ、さらには米初優勝へ。吉田のこれからの戦いが楽しみになってきた。
吉田 優利(よしだ・ゆうり)
2000年4月17日生まれ、千葉県出身。19年プロ入り。西村優菜、古江彩佳、安田祐香らと同学年“プラチナ世代”の一人。21年「楽天スーパーレディース」でツアー初優勝を飾り、同年の「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」でも優勝を手にした。23年「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で公式戦初制覇。24年シーズンからは米ツアーを主戦場としている。25年「Vポイント×SMBCレディス」でツアー4勝目を挙げた。エプソン所属。
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