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あのダスティン・ジョンソンが今や「964位」!? リブゴルフの世界ランキング再申請はスター選手“離脱ドミノ”への危機感か
リブゴルフが世界ランキングのポイント付与を統括団体のOWGRに行った。一度は却下されたものを再チャレンジした背景には、同ツアーを取り巻く環境の変化や危機感があるようだ。
デシャンボーが15位を保っているのは奇跡的
リブゴルフが「世界ランキングのポイントを授けてほしい」という申請をOWGR(オフィシャル・ワールド・ゴルフ・ランキング)に再び提出したことが、7月11日に米メディアによって報じられた。

そう言われても、「えっ、リブゴルフの世界ランキング申請って、どうなっているんだっけ?」と、首を傾げてしまう方々のほうが多いと思うので、まずは、これまでの経緯をざっと振り返ってみよう。
2021年に創設されたリブゴルフは、22年6月にロンドン郊外で初戦を開催し、新たなツアーとして動き出すやいなや、翌7月にOWGRに対し、「リブゴルフを世界ランキングの対象ツアーとして認めてほしい。リブゴルフの大会にも世界ランキングのポイントを授けてほしい」と願い出た。
OWGRはリブゴルフからの申請を受け取ったものの、以後は「検討中」「審議中」と答えるばかりで、なかなか申請結果は出されず、ポイントが付与されないままとなったリブゴルフ選手たちの世界ランキングは下降の一途となった。
挙句に、OWGRは2023年10月にリブゴルフからの申請を正式に却下することを発表した。OWGRのピーター・ドーソン会長は、予選カットなしで3日間54ホール、そしてショットガン・スタートというフォーマットで行なわれるリブゴルフを「世界ランキングの対象となっている世界の他のツアーとフェアに比較することは難しい」と語り、それが却下の理由だと明かした。
さらに、ドーソン会長は「これは戦争ではない。リブゴルフの申請を却下したのは、ポリティカルな問題ではなく、テクニカルな問題だ」とも語り、却下の背景にあったものは、あくまでも比較のための技術的な問題のみで、政治的あるいは個人的な思考や意思によるものではないことを強調していた。
しかし、当時リブゴルフのリーダーだったグレッグ・ノーマンCEOは、自分たちの申請がOWGRから却下された理由は、むしろポリティカルな問題で、思考や意思によるものであるかのように受け取り、24年3月に申請を自ら正式に取り下げた。
「これまで私たちは、選手のみなさんの努力していることや達成していることが、現存のランキングシステムによって評価されることを目指し、必死に戦ってきた。しかし、残念なことにOWGRは、私たちリブゴルフとともに歩む意思は、ほとんどないらしい」
以後、リブゴルフ選手は、メジャー4大会やアジアンツアー、DPワールドツアーなどの大会で、なんとか世界ランキングのポイントを稼いできた。
しかし、限定的な場所でしかポイントを加算することができず、とりわけメジャー大会ではポイント獲得以前に、まず出場資格を得ることが先決となる。そのため、かつては世界屈指のトッププレーヤーだった選手が、今では世界ランキングで3桁まで下降している。
リブゴルフの中で世界ランキング最上位は、15位にとどまっているブライソン・デシャンボーで、出場試合数を考えると、「15位」という数字は奇跡的である。
デシャンボー以外は、軒並み下位へ下降しており、ジョン・ラームは72位、ブルックス・ケプカは282位、ダスティン・ジョンソンにいたっては964位まで後退している(7月13日時点)。
新CEOは前任のノーマンと違い友好的かつビジネスライク
リブゴルフが自ら申請を取り下げてから1年4カ月が経過した今、OWGRに再び申請を提出した背景には、「リブゴルフが変わった」という現実がある。
リーダー役のCEOが、プレーヤー出身のノーマンから、スポーツビジネスに長けたスコット・オニールへ変わったことは、リブゴルフの体制の変化にとどまらず、外部に与える印象も様変わりした。
ノーマン体制下では、PGAツアーと敵対している感が前面に出ていたが、オニール体制下では、より友好的に、そしてビジネスライクに、モノゴトを進めようという姿勢が見て取れる。
そのおかげもあって、米FOXスポーツとの放映権契約が締結されたことは、リブゴルフにとっては何より大きな前進である。
それに伴って、PGAツアーや他のスポーツの開催日程との兼ね合いを考慮しつつ、年間のスケジュールの見直しも進められている。
フランチャイズ化されている各チームによるスポンサー獲得も着々と成果を上げている。
そんな現在のリブゴルフは、かつてノーマンの怒声と勢いとサウジアラビアの巨額のオイルマネーばかりが目立った創設当時のリブゴルフとは、すっかり様変わりしていると言っていい。
オニールCEOは「私たちリブゴルフは、プレステージの高い大会で世界のベストプレーヤーたちが競い合っているツアーであることをOWGRに理解していただいている。リブゴルフを世界ランキングの対象ツアーとすることで、世界ランキングはより正確なランキングシステムになると、自信を持って言い切ることができる」と胸を張っている。
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