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- 歴史的快挙!山下美夢有が「全英女子」制覇 歓喜の涙と仲間のシャンパンシャワー、日本勢の激闘と絆を振り返る
山下美夢有がメジャー初優勝!堂々たる戦いぶりで世界に日本の強さを示した。
いつも通りのポーカーフェイスで冷静に自分のゴルフを貫いた
◆米国女子プロゴルフ メジャー最終戦
AIG女子オープン(全英女子) 7月31日~8月3日 ロイヤルポースコールGC(ウェールズ) 6580ヤード・パー72
山下美夢有がメジャー初優勝!堂々たる戦いぶりで世界に日本の強さを示した。

シーズン最後のメジャー大会最終日。朝方に降っていた雨は、最終組がティーオフする頃には止んでいたものの、前日同様に強風が吹き荒れるタフなコンディションとなった。
単独首位でスタートした山下は、いつも通りのポーカーフェイスで冷静に自分のゴルフを貫いた。2番でキム・アリム(韓)に一度並ばれる場面もあったが、キムが3番・4番で連続ボギーを叩き後退。山下は着実にバーディーを重ね、4番、8番、9番でスコアを伸ばしていった。
山下を猛追したのが、前日「66」を叩き出したチャーリー・ハル(英)。2組前から出たハルは14番までに5つのバーディーを奪い、通算11アンダーで1打差に迫る。
しかし、山下は動じない。13番では4メートルのパーパットを沈めてピンチをしのぎ、14番も堅実にパーセーブ。ハルは地元イングランドの声援を背に逆転優勝を狙ったが、16番・17番の連続ボギーで失速。勝負の行方は山下の手に委ねられた。
17番でこの日唯一のボギーを叩いた山下だったが、最終18番は落ち着いてパーで締め、ついにメジャータイトルを獲得。こぶしを握り、両手を高々と掲げて歓喜を爆発させた。その直後、込み上げる涙をこらえるように表情を歪め、重圧からの解放をにじませた。
プレーを共にしたキム・アリムがハグしながら持っていたボトルの水をかけて祝福。グリーンサイドでは古江彩佳、西郷真央、竹田麗央、岩井姉妹ら仲間たちが待ち構え、シャンパンシャワーで手荒く祝った。山下はその場でボトルをラッパ飲み。勝利の美酒に酔いしれた。
優勝スピーチでは、「歴史ある大会でこの場に立ててうれしい。多くの人に支えられてここまで来られた。特に家族には感謝しています。全英は風も強く、難しいセッティングの中でプレーさせてもらったことにも感謝したい」と語り、さらなる飛躍を誓った。
日本人選手によるメジャー制覇は1977年の樋口久子以来7回目(6人目)
2022年、23年に日本ツアーで年間女王となり、24年は積極的に海外メジャーにも参戦。「全米女子プロ」では2位に入り、「パリ五輪」でも4位と世界のトップで戦える力を見せた。
米ツアー参戦に向けて受けた予選会(QT)では堂々の1位通過。ルーキーイヤーの今季はここまで15試合中6度トップ10入りと安定した成績を残し、その中には「全米女子プロ」6位タイも含まれる。
今大会は初日を首位と1打差の3位タイで終え、2日目に7アンダーをマークして単独首位へ。3日目はショットが乱れ2打差に詰め寄られたが、それでも通算9アンダーで再び単独トップをキープ。ショットを修正して臨んだ最終日は、強風のなかでも崩れず、米ツアー初優勝でメジャータイトルを手中に収めた。
日本人選手によるメジャー制覇は、1977年の樋口久子以来7回目(6人目)。今年4月の「シェブロン選手権」を制した西郷真央に続く快挙となった。
勝みなみも見事なプレーで2位タイに滑り込んだ。前日は7アンダーで急浮上。この日は最終組の一つ前からスタートし、3打差を追う展開。2番でボギーを叩いたものの、4番ではグリーン外から“ミラクルパー”を決めて流れをつかむ。その後、3バーディーを奪って通算9アンダー。ハルと並んで2位タイに入った。
「風は昨日より少し強いくらい。チャンスは多かったので、いずれ入ると思っていた。メジャーでこの位置で戦えるのはなかなかないこと。楽しまなきゃ損だなと思ってました。2位はうれしいけど納得はしていない。予選落ちギリギリからここまで来られたことは自信になります。ここ3年間で一番いいゴルフでした」と笑顔で語った。
一方、初日首位タイ発進の竹田麗央は、最終日2バーディー、1ボギーで通算7アンダー、4位タイでフィニッシュ。
西郷真央は通算3アンダーで11位タイ。古江彩佳と畑岡奈紗はともに3つスコアを落とし、通算2オーバーで33位タイ。岩井明愛は通算5オーバーで40位タイ。岩井千怜はこの日11オーバーと崩れ、吉田優利と並ぶ通算9オーバーで、前日の18位タイから58位タイまで後退して大会を終えた。
今大会には日本から17人が出場したが、8人が予選落ち。2019年覇者の渋野日向子をはじめ、高橋彩華、岡山絵里、神谷そら、佐久間朱莉、桑木志帆、馬場咲希、そして全米女子オープン2勝の笹生優花らが、2日間で姿を消している。
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