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「たくさんの方に心配や迷惑をかけた」 柏原明日架が涙を浮かべて回顧した“6年” 復活Vの陰にあった苦悩の日々
国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」最終日を「68」でプレーした柏原明日架(かしわばら・あすか)が、通算14アンダーでツアー通算3勝目。約6年ぶりの復活優勝を飾った。
「(ゴルフを)続けてもいいのかと思う時間もあった」
◆国内女子プロゴルフ
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 8月15~17日 軽井沢72ゴルフ北コース(長野県) 6625ヤード・パー72
柏原明日架が涙の復活優勝。後続の猛追を振り切って、自身6年ぶりとなるツアー通算3勝目を飾った。

首位タイで迎えながらも、ルーキーの寺岡沙弥香にスタートの1番でいきなり離されて始まった最終日。その後は一進一退の攻防を繰り広げていたが、15番のセカンドで残り100ヤードを5メートルにつけると、これを沈めてついに背中を捉える。
そして直後の16番で4メートルを決めてバーディーとし、寺岡を一気に交わして単独首位に浮上。そして迎えた最終18番はバーディーチャンスこそ決めきれなかったものの、手堅くパーで締めて歓喜の瞬間が訪れた。
「長かった……6年以上経っていると感じるくらい長かったと思いました。シードを落とした時期というのは、これ以上這い上がっていけないんじゃないかとも思いましたし、優勝するイメージなんて正直全然湧かなかった。本当にみなさんに感謝したい」
試合後の優勝会見では、2024年2月に結婚した一般男性との離婚も告白。この6年の間にはプライベートでも大きな変化があったが、「たくさんの方に心配や迷惑をかけて、(ゴルフを)続けてもいいのかと思う時間もあった。それでも応援してくれる所属の富士通さんに一日でも早く恩返しをしたくて」と涙をにじませながら、これまでの日々を振り返った。
さまざまな思いを抱えてつかんだ悲願の勝利。次なる目標には、ホステスプロとして挑む「富士通レディース」での勝利を掲げる。
「『大東建託・いい部屋ネットレディス』で渡邉彩香さんが優勝しているのを見て、めちゃくちゃ格好いいと思った。どの大会でも勝ちたい気持ちはもちろんあるんですけど、所属先で本当にずっとお世話になっている富士通さんの大会で優勝したい」
そう力強く意気込んだ柏原。苦しい日々を支えてくれた所属先への感謝を、次も勝利で届ける。
柏原 明日架(かしわばら・あすか)
1996年1月30日生まれ、宮崎県出身。2014年にプロテスト合格。19年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でツアー初優勝を飾り、同年の「マスターズGCレディース」でも優勝。25年「NEC軽井沢72ゴルフ」で約6年ぶりの優勝を成し遂げた。富士通所属。
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