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- 渡邉彩香が地元で狙う逆転優勝 米ツアー“ナンバーワン”の飛ばし屋から得た勇気と自信を胸に
「スタンレーレディス」2日目、地元・静岡県出身の渡邉彩香(わたなべ・あやか)が通算6アンダーの10位タイにつけた。今週火曜日にはPGAツアー「ベイカレントクラシック」の会場へ行き、同ツアーナンバーワンの飛ばし屋であるアルドリッチ・ポットギーターのスイングを見て、ある自信をつけたという。
自身と同じストロンググリップで握っていたポットギーター
◆国内女子プロゴルフ 第29戦
スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 10月10~12日 東名カントリークラブ(静岡県) 6435ヤード・パー72
今季「大東建託・いい部屋ネットレディス」で優勝し、ツアー通算6勝目を挙げた渡邉彩香。その勢いで勝ち星を重ねるかと思われたが、今一つ結果を残せていない試合が続いている。
「モヤモヤが溜まっているのでは?」という予想とは裏腹に、意外にも本人はサバサバしていた。
「実は優勝した試合も絶好調というわけではなく、ゴルフの調子自体は今のほうがいいんです」
3年前からスイング改造を始めたが、練習ではほぼイメージに近いスイングをできている。しかし、試合になるとどうしても目指したスイングをできないのが開幕時の課題だった。
その時点をゼロとすると、現在は70まで完成度が高まっているとのこと。100まで30足りないが、技術的なことよりも、頭の中をどう整理するかにあるという。
「自分で球をつくりたくなっちゃうんですよね。ティーイングエリアに立つと、左を向いて左の林の上から右に曲げるイメージがパッと浮かんでしまうんです」。ところが、クラブの性能や自身のスイングが良くなったことで大きくは曲がらないため、左へのミスが出る。

さらには、ボールを曲げようとする気持ちが、スイングに余計な動きを与えるのだ。「今はアライメントの時点から、なるべくストレートボールをイメージするようにしています」と渡邉。その結果、ここ1カ月ぐらいは自信を持ってショットを打てるようになった。
また、今週の火曜日にはPGAツアー「ベイカレントクラシック」が開催されている横浜カントリークラブを訪問。世界トップクラスの選手が練習場で打つ姿をじっくりと観察した。その中で最も感銘を受けたのが、同ツアーでナンバーワンの飛距離を誇るアルドリッチ・ポットギーターのスイングだという。
「すごいストロンググリップでクラブを握っているにもかかわらず、フェードボールでいい球を打っていたんです」。渡邉もストロンググリップ派だが、それ自体がウイークポイントだと考えていた。フェードボールを打ちにくく、スイング中に余計な動きが入りやすいからだ。
ところが、今季のドライビングディスタンスが327.4ヤードと“世界一の飛ばし屋”といえるポットギーターがストロンググリップであり、しかもフェードボールを打っていたことで、自分も変える必要がないと判断できた。それだけでも現地に行った甲斐は十分ある。
今大会には過去11度出場して最高位が10位タイで、予選通過率は54.5パーセントと高くない。それでも首位と4打差の10位タイで最終日を迎えられるのは、自信を持ってスイングできているところにある。
今季は地元・熱海市に近い会場で開催予定だった「フジサンケイレディスクラシック」が中止となり、裾野市で開催される今大会が自宅に最も近い大会。最終日はポットギーター効果と好調ショットで逆転優勝を狙いにいく。
渡邉 彩香(わたなべ・あやか)
1993年9月19日生まれ、静岡県熱海市出身。国内女子ツアーでも指折りの飛ばし屋。19年と23年に2度のシード落ちを経験しているが、いずれも翌年にシード復帰。25年の「大東建託・いい部屋ネットレディス」でツアー通算6勝目を飾った。
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