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- 「目標を達成して日本に帰ってきたい」 西村優菜が米ツアーで苦闘しながらも貫く信念
米ツアーで苦戦が続く西村優菜(にしむら・ゆな)だが、「何が何でも優勝したい」「最後は日本でプレーしたい」と前を向く。苦しいシーズンの中でも一打一打に集中し、メジャー制覇を見据えて着実に成長を重ねている。
2アンダー12位タイとまずまずのスタートを切った西村
◆国内女子プロゴルフ
富士通レディース 10月17~19日 東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県) 6697ヤード・パー72
渋野日向子が6アンダーで単独首位発進したこの日、西村優菜も米ツアーで戦う者としての意地を見せ、2アンダー12位タイとまずまずのスタートを切った。

「もうちょっとパットが入ってほしかったですね。いいパットを打てていたけど(カップに)落ちてくれなかった。ビトウィーン(距離がクラブの番手と番手の間)のところも多かった」と振り返りつつも、4バーディー、2ボギー。レベルの高い米ツアーで鍛えたしぶとさを見せた。
3番でボギーを叩いた後、4番パー3でバーディー。6番で再びボギーを喫したものの、7番パー5でバーディーを奪うなど、2度のバウンスバックに成長の跡を感じさせた。
「今取り組んでいる不安要素のある中で、どれだけ一打一打に集中できるかというテーマがうまくできていると思います」と、すべてをポジティブに捉えている。
2022年に挑んだQTでは24位に入り、米ツアーのカードを獲得。しかし、より多くの試合に出場できるカテゴリー20位以内に届かず、悔し涙を流したこともあった。だが、そこからの2年間で経験を積み、23年は24試合に出場して20試合で予選通過。翌24年も26試合中18試合で予選を通過するなど、着実にステップアップを遂げた。
今年は20試合で予選通過が7試合と苦しいシーズンとなったが、ゴルフに対する気持ちはいっそう強くなっている。
「今年は調子が悪かったので、ゴルフのことしか考えていません。今までよりも神経を使って、研ぎ澄ませて練習しています」と胸を張る。
米ツアーではポイントランキング127位とシード権争いの中で厳しい位置にいるが、米ツアーにしがみつく覚悟は揺るがない。
「アメリカに行ってから、ゴルフがうまくなりたいという気持ちがもっと強くなったんです。優勝したいという思いを何が何でもかなえたい。メジャーに勝ちたいというのが一番大きな目標です」と、いつも通り穏やかに語りながらも芯の強さをにじませた。
一方で、ファンの多い日本でプレーしたいという思いもある。ギャラリーの大きな拍手に温かい気持ちになったことを明かし、「(ゴルフ人生の)最後は日本でプレーしたいんです。でも、目標を達成して日本に帰ってきたい」と将来を見据える。
この日のようなプレーで確実に結果を積み重ね、一歩一歩進んでいった先に、その夢が待っている。
西村 優菜(にしむら・ゆな)
2000年生まれ、大阪府出身。19年のプロテストに合格し、翌年の「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」でプロ初勝利。21年は「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」でメジャー優勝を飾るなど、年間3勝をマーク。2020-21シーズンは賞金ランキング5位と躍進。23年シーズンからは米女子ツアーに参戦している。
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