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- 「もう打ち方を忘れた」鈴木愛、10日間ゴルフなしの“強制リセット”で復活気配 2019年Vコースで再び上位へ
2019年大会覇者の鈴木愛(すずき・あい)が、10日間クラブを握らない“強制リセット”で感覚を取り戻した。TOTOジャパンクラシック2日目は「67」で通算9アンダー。久々に「ちゃんとゴルフしてる」と笑顔が戻った。
10日間クラブを置いた“リフレッシュ効果”で復調
◆日米女子ツアー共催
TOTOジャパンクラシック 11月6~9日 瀬田GC 北コース(滋賀県) 6616ヤード・パー72
2019年大会覇者の鈴木愛が、再びこの舞台で存在感を示した。首位と3打差の4アンダー7位タイからスタートした2日目は、1イーグル、5バーディー、2ボギーの「67」をマーク。通算9アンダーとして、首位と2打差で大会を折り返した。
出だしの1番パー5では、59ヤードの3打目を直接カップインさせる“ダンクイーグル”。「入ったところは見えていなかったんですけど、音がしなかったので“あれ?入ったのかな?”って感じでした」と振り返る。日本のカップとは違い、米ツアー仕様のプラスチックカップでは音が出にくく、本人も一瞬、状況を把握できなかったという。
その後も7番、17番でボギーを喫しながらも、いずれも直後にバウンスバックを決める粘りを見せた。

9月「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」から5戦連続で予選落ちを喫している鈴木。今大会前は、あえてクラブをまったく握らない期間を10日ほど設けたという。「悪い感覚が抜けなくて、やっても同じだなと思ったんです。いつもは休みの週も練習していたけど、今回は完全にゴルフを忘れる時間にしました」と鈴木。
この“強制リセット”が功を奏した。「いい意味で感覚が抜けて、久しぶりに“ちゃんとゴルフしてるな”と思えた。スイングのこともあまり考えずにプレーできている」と手応えを口にした。
リフレッシュ期間中は、コンサートやディズニー、ショッピング、ゲームと“ゴルフ封印生活”を満喫。「(アイドルグループの)なにわ男子のコンサートにも行きました」と笑顔を見せる。
日本が一番性に合う 「もう海外には行かないと思います」

19年大会を制した際には、米ツアー挑戦に迷いを見せたが、現在は「絶対行かないと思います」ときっぱり。「食事も移動も日本が一番。英語も喋れないし、海外はあんまり向いてないですね。昔は行きたい気持ちもあったけど、31歳になって、今は“行きたくないな”って気持ちしかない」と率直に語った。
4日間大会を戦うのは久しぶりという鈴木。「週末まで残るのも本当に久しぶり。体力的な不安はあるけど、結果を気にせず、楽しんで2日間を過ごしたい」と前向きだ。
19年の完全優勝時に使用していた“ピンクのパター”も今大会で復活。「3年ぶりくらいに使いました。感覚が悪かったので、一番シンプルで転がりがいいこのパターに戻しました」と笑う。
好調の兆しをつかみつつある元賞金女王。得意の瀬田GCで、再び優勝争いに名を刻む準備は整っている。
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