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- 「初日スタートはバーディー逃しのパーが理想」!? シード当落線上の選手たちに聞いた“心境”と“戦略”
11月20日から始まる「大王製紙エリエールレディスオープン」。今大会終了時のメルセデス・ランキングによって、来季のシード権が決まるだけに、どの選手も今大会に賭ける思いは強い。そこで、ボーダーライン上にいる選手数名に話を聞いてみた。
「50位でも51位でも、30位でも自分のゴルフをするだけです」
◆国内女子プロゴルフ
大王製紙エリエールレディスオープン 11月20~23日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6595ヤード・パー71
正式なメルセデス・ランキング自体は、最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」終了時に決定するが、来季のシード権が与えられる50位以内は、今大会終了時の順位が対象となる。したがって50位前後付近にいる選手にしてみれば土俵際の戦いとなるが、どのような心持ちで大会に臨んでいるのだろうか。
「この試合でランキングが決まってしまうので、悔いなく終われるようなゴルフをしたいですね」とは、51位の吉田鈴だ。ある意味、50位だと順位を守ろうとする意識が働く分、よけいなプレッシャーがかかりそうだし、51位の方が逆にプレーしやすいかと思いきや、順位はあまり関係ないという。
「順位によってコースの攻め方が変わるわけでもありませんし、50位でも51位でも、30位でも自分のゴルフをするだけです」。初優勝を目指して戦ってきたこれまでの試合と同様の心構えで臨む。

49位にいる都玲華は「今週は他の選手がっていうよりも自分が一生懸命に頑張ろうっていう気持ちのほうがいいかなと思うので、少しでも上に行けるように頑張りたいですね」。ルーキーの都にしてみれば、今季は初めて回るコースが多かったが、今大会を開催するエリエールゴルフクラブ松山は馴染みが深い。
2019年に開催された日本女子アマにも出場しているし、昨年開催されたステップ・アップ・ツアー「大王海運レディスオープン」では、アマチュアとして優勝を飾っている。「コースを知っているぶん怖さもありますが、やりやすさもあるので、知っていることをコースマネジメントに生かしたいですね」と語る。
「もう10対0で(50位よりも)55位以内です」
また、今大会を終えてメルセデス・ランキング51~55位の選手には、来季前半戦の出場権が与えられる。現在54位の寺岡沙弥香は次のように語る。
「結構難しい立場なんですけど、1日3アンダーを出せるように頑張ります」。通算12アンダーならトップテン入りの可能性が高く、50位以内も見えてくるし、55位以上もキープできるという計算だ。そのためには、初日が大切で、スタートホールではバーディー逃しのパーが理想だという。「バーディーだとその後もガツガツいってしまい、集中力が切れてしまうんです」。1日3アンダーでいいんだと考えることで、プレーにも余裕が生まれ、逆に集中力も維持できる。
そんな寺岡だが、50位以内を狙うよりも55位以内をキープすることのほうが大きいという。「もう10対0で55位以内です。昨年ファイナルQTで失敗しているので、回避できたらうれしいですから」。どちらにしろ、良いスタートを切りたいことは間違いない。
55位にいる後藤未有は「とにかくこの試合でトップ10以内に入ることだけを考えたいです。ランキングのことや余計なことは排除して、そこにフォーカスしたいですね」と言い切る。「樋口久子 三菱電機レディス」では惜しくも優勝を逃して5位タイに終わったが、そのときと同じ集中力で戦うことができれば、トップ10も十分狙えるはずだという考え方だ。ある意味、都や吉田の考え方に近い。
一方、必死にランキングを上げようと燃えているのが、57位の吉本ここねだ。55位の後藤とのポイント差は7.72。50位の櫻井心那との差は83.14ポイント。今季最高位である5位以内に入れば50位以内の可能性もあるが、「チャンスがないことはないと思いますが、現実を見て、55位以内を狙いたいです」。そのためには「とにかくベストを尽くすことだけ」というが、無理な攻めをしてポイントを失うよりも、確実にポイントを重ねて55位以内を狙う構えだ。
ランキング70位以内なら最終予選会からの出場となるだけに、下位の選手にとっても今大会は重要となる。年間女王争いだけでなく、シード争い、前半戦出場権争いと、目が離せない4日間になりそうだ。
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