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- 昨年大会は悲しみのシード喪失… 悪夢を払拭した菅沼菜々が4位タイの好発進 「今年は思い切って振れている」
「大王製紙エリエールレディス」初日、菅沼菜々(すがぬま・なな)が5バーディー、1ボギーの「67」をマーク。首位と2打差の4位タイと好位置につけた。昨年はシード落ちが決まって悲しみの涙が止まらなかったが、今年は笑顔に変えるつもりだ。
前年大会は予選落ちでシード喪失が決定
◆国内女子プロゴルフ
大王製紙エリエールレディスオープン 11月20~23日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6595ヤード・パー71
昨年、4オーバーの88位タイで予選落ちを喫した菅沼菜々が、今年は4アンダーの4位タイと好スタートを切った。「3週前ぐらいから調子はいいのに成績がついてきませんでしたが、今日はスコアもつくれたので良かったなと思います」。
菅沼といえば「高速グリーンのほうが、タッチを合わせやすいです」と以前から語るほど、転がりが速いグリーンとの相性がいい。しかも、弾道が高いため、硬いグリーンでもボールをピタリと止めることができる。ほかの選手からは、硬くて速いグリーンに手を焼いたという話が聞こえてきたが、菅沼にとってはどこ吹く風なのだ。
ならば、昨年大会もスコアが良かったはずなのだが、シード落ちが決まったほどショットを含めたゴルフ自体の調子が悪く、グリーンの硬さを味方につけるほどの余裕はなかった。
「ボロボロだった昨年は、どのホールもめちゃくちゃ狭く見えましたが、今年は思い切って振れているので、頑張ってきて良かったなと思います」と、気持ち的にもかなりの余裕を感じさせる。

前週は、ボールがカップの縁にめり込むという“ホールインワン寸前”のベタピンバーディーが注目された菅沼。残念ではあったが、ショットの調子がいいことは間違いない。「スイングリズムをゆっくりめにしたら、調子が良くなりました」と分析する。
今季は「パナソニックオープン」で優勝を飾っているだけに、次戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の出場権は持っている。無理に上位を狙う必要はないが、現在41位にいるメルセデス・ランキングを30位以内にまで引き上げることが目標だ。
「最終戦の開催コース(宮崎カントリークラブ)はあまり得意ではないので、この大会で上位に入りたいです」と、目標達成のためにはやはり今大会で上位に入りたいという。
長い移動時間はファンミーティングの準備
“広場恐怖症”という病を抱える菅沼は、飛行機や新幹線など多人数が乗る公共交通機関を利用できない。そのため、自宅から車で愛媛県松山市まで移動してきた。神戸まで行った後、淡路島を経由して四国に渡ってきたという。
次戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」が開催される宮崎県までは、岡山県まで橋を一度渡り、その後福岡県を経由して行くとのこと。「800キロぐらいなので、11~12時間ぐらいですね。予選を通れば月曜日に移動します」。車での移動も慣れているとはいえ、体への負担も少なくない。
ただ、今の菅沼にとって、車の移動時間が苦にならない理由がある。シーズンオフに行うファンミーティングの準備が着々と進んでおり、この移動時間を利用して、ダンスを覚えたり、歌の練習ができるからだ。
「全2時間半の構成で、内容は7割ぐらい決まっています」と菅沼。上位には年間女王を狙う佐久間朱莉や前週優勝者の脇元華がいるが、今季2勝目を飾ってファンミーティングに花を飾りたいところだ。
菅沼 菜々(すがぬま・なな)
2000年2月10日生まれ、東京都立川市出身。18年のプロテストに一発合格。20-21年シーズンは賞金ランキング47位で初のシードを獲得。22年シーズンは、ポイントランキング8位と躍進した。23年8月「NEC軽井沢72ゴルフ」で初優勝を飾り、同年10月「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」で2勝目。翌年は不振に陥りシード権を喪失したものの、25年5月の「パナソニックオープンレディース」で1年7カ月ぶりの復活優勝を挙げた。
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