- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- 今季QT53位発進の都玲華、“初心”を呼び覚ました記者の一問とは? シード争いの渦中で気づいたこと
「大王製紙エリエールレディスオープン」初日、現在メルセデス・ランキング49位の都玲華(みやこ・れいか)が68をマークして首位と3打差の13位タイに。残り3日間でスコアを伸ばし、シード権獲得と、ツアー初優勝を狙う。
心強い母親の現地応援
◆国内女子プロゴルフ
大王製紙エリエールレディスオープン 11月20~23日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6595ヤード・パー71
都玲華といえば、小さなことにこだわらない天真爛漫さが特徴だが、さすがにメルセデス・ランキング49位で迎えた今大会前はナーバスになっていた。「ちょっと緊張していましたね。周りから“シード頑張ってね”というLINEや言葉をいただくのですが、自分でもシード権を意識し始めていたのか、不安な気持ちになっていました」。大会前日の夜は眠れないのではと心配していたが、気がつけば朝。「いつも7~8時間は寝ていますが、前日の夜も8時間寝ていました」と笑った。
不安を和らげた要因のひとつが、今週、報道陣から受けた質問だった。「どなたかは分かりませんが、『昨年のファイナルQTを53位で終えたのに、今の位置でシード争いができていることをどう思いますか?』と聞かれたんです」。開幕前は第1回リランキングを見据えて早期に結果を出す必要があると感じていた。実際、リランキングでは15位、続く2回目では8位まで順位を上げた。ただ、試合に慣れていく中で、がむしゃらに目の前の1打へ集中していた“あの頃の自分”を忘れかけていた部分もあった。

「いい意味で初心を思い出させてくれました」。初日はシーズン当初のような気持ちでプレーし、5バーディー、2ボギーの「68」。首位と3打差の好スタートを切った。「シビアな気持ちになっていたのが、ここで戦わせてもらっていること自体がありがたいという気持ちに変わり、今日は笑顔でラウンドできました」。最近は見られなかった表情も自然とこぼれた。
ラウンド中の集中力は戻ったが、この1年を通して戦ってきたことで、技術面はもちろん精神面にも余裕が出てきている。途中、ショットをミスした際には「寒さで体が縮こまっていることに気がついたんです」と振り返る。アドレス時に体の張りが欠けるとスイングで体を使いにくくなる。「そこを修正できて良かったと思います」。ミスの原因を素早く見抜けたのも、心のゆとりがあったからだ。
この日はメルセデス・ランキング51位の吉田鈴と同組で、前の組には50位の櫻井心那、52位のささきしょうこがいた。それでも「面白い」と感じられるほど、周囲を俯瞰できる余裕があったという。「ここまできたなら、やっぱりシードも獲りたいし、優勝もしたいですね」。今週は徳島県から母親も駆けつけており、その存在が心の支えになっている。シード権争いの真っただ中にいるが、プレッシャーを力に変え、残り3日間もスコアを伸ばしていく覚悟だ。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
ranking











