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- ドライビングディスタンスは驚異の319ヤード! シーズン3勝・欧州ツアーの新星は飛ばしの“極意”が詰まったスイングだった
PGAツアーの解説も務めるゴルフスイングコンサルタント・吉田洋一郎氏が、ツアーの第一線で活躍する選手のプレーを独自の視点で分析。今回は2025年シーズンのDPワールド(欧州男子)ツアーで、ランキング2位に入ったマルコ・ペンジ選手のスイングに注目しました。
王者のローリー・マキロイに次ぐランキング2位に入ったマルコ・ペンジ
DPワールド(欧州男子)ツアーの新シーズンはすでにスタートしていますが、2025年シーズンの同ツアーで最も飛躍したのがマルコ・ペンジ選手でした。
イングランド出身の27歳は、4月の「海南クラシック」で初勝利を挙げ、8月の「デンマークゴルフ選手権」で2勝目。10月の「スペインオープン」で3勝目を達成しました。
年間3勝でトップ10フィニッシュは8回とシーズンを通して活躍し、ランキングは年間王者のローリー・マキロイ選手に続く2位。この成績によってペンジ選手はPGAツアーのシード権を獲得し、26年シーズンは欧米両ツアーでそのプレーを見ることができます。

25年シーズンのスタッツを見ると、平均ストロークは「69.39」で5位、パーオン率は「72.16%」で11位、平均パットは「1.73」で8位と穴のない印象を受けますが、何といっても「319.26ヤード」(5位)のドライビングディスタンスが魅力でしょう。
同ツアーの公式Xには、ドライバーショットを放つペンジ選手のスロー再生動画が公開されています。このスイングをひと言で表すと“飛ばしの要素てんこ盛り”。始動からフォローまで、参考になる動きが詰まっています。
まず注目してもらいたいのは、トップからダウンスイングに移行するタイミング。シャフトが大きくしなっているのが分かります。
これだけシャフトがしなるのは、バックスイングの反動を使っているから。スロー再生のためこの動画ではスピード感が伝わりませんが、通常再生を見ると非常にスピーディーにクラブを上げていることが分かります。
また、バックスイングの際に右腕を長く使って、体と腕を同調させているのもポイント。トップの位置はややオーバースイング気味ですが、腕と体に一体感があるため再現性を担保したバックスイングといえるでしょう。
参考にすべきポイントは“フォローの出し方”
切り返しの下半身の動きにも注目してみましょう。
スクワットするようにおしりを後ろに出し、地面反力を使っているのが特徴的。踏み込みから地面を蹴るタイミングも素晴らしく、効率的にエネルギーを生み出しています。
切り返しの動きをマネするのは難しいかもしれませんが、ペンジ選手のフォローの出し方はぜひ参考にしてもらいたいポイント。インパクトからフォローにかけて、クラブヘッドがボールを追いかけるように真っすぐ出ています。この動きができるとボールを押す時間が長くなり、厚い当たりでボールを飛ばせるようになるはずです。
ペンジ選手のフォローを参考にする際は、「ヘッドは手元よりも外」を意識するといいでしょう。シャフトが地面と平行になるタイミングで、フォローの形をチェックしてください。
後方から見た時、ヘッドが体側に入っているのはNG。手元より外にヘッドがある状態であれば、ダウンスイングでインからクラブを下ろして、遠心力を生かしながらフォローを出せたことになります。
ペンジ選手のフォローを目指すには、肩をタテ回転させる必要があります。右のワキ腹をつぶし、左のワキ腹を伸ばすイメージでフォローを出すと、スムーズに肩が回ってくれるはずです。
飛距離を伸ばしたい人はもちろん、フォローで左ヒジが曲がる「チキンウィング」の人、カット軌道が直らない人は、このフォローをマネしてみてください。飛距離がみるみるアップしますよ!
マルコ・ペンジ
1998年生まれ、イングランド出身。2025年シーズンは飛躍の年となった。主戦場とするDPワールド(欧州男子)ツアーでは、4月の「海南クラシック」でツアー初勝利を飾ると、8月の「デンマークゴルフ選手権」で2勝目、10月の「スペインオープン」で3勝目を挙げた。同シーズンのランキングはローリー・マキロイに次ぐ2位。26年シーズンのPGAツアーフルシードを獲得した。
【解説】吉田 洋一郎(よしだ・ひろいちろう)
1978年生まれ、北海道出身。世界のゴルフスイング理論に精通するゴルフスイングコンサルタント。デビッド・レッドベターから世界一流のレッスンメソッドを直接学ぶ。毎年数回、米国、欧州へ渡り、ゴルフに関する心技体の最新理論の情報収集と研究活動を行っている。欧米の一流インストラクター約100名に直接学び、世界中のスイング理論を研究している。海外ティーチングの講習会、セミナーなどで得た資格は20以上にのぼる。
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