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日章学園や宮崎日大、滝川第二など同一高校で複数の優勝者が誕生した女子ツアー 中でも圧倒的な記録を打ち立てた関東の強豪校とは?
2025年の国内女子ツアーは日章学園(宮崎県)の同級生・菅楓華と荒木優奈がそろって初優勝を飾るなど同一高校出身者の活躍が目立った。その中でひと際輝いたのが首都圏にある、あの高校の出身選手たちだった。
埼玉栄からは4人の優勝者が誕生
今年の国内女子ツアーは日章学園(宮崎県)時代に同級生だった菅楓華、荒木優奈がそろって初優勝を飾るなど同一高校出身者の活躍が目立った。その中でひと際輝いたのが首都圏にある、あの高校の出身選手たち。前例のない記録を打ち立てていた。
今年、目を引いたのが宮崎県の高校出身者だ。冒頭で取り上げた日章学園は菅、荒木だけでなく、彼女らの10年先輩にあたる柏原明日架も優勝。3人もの優勝者を輩出した。
同じ宮崎県の宮崎日大出身者も7月に永峰咲希が5年ぶりの優勝を手にすると、11月の「伊藤園レディス」で永峰の2学年下にあたる脇元華が初優勝して2人の優勝者を出した。
兵庫県の滝川二出身者からも優勝者が2人出た。4月に安田祐香が通算2勝目を挙げ、10月の「日本女子オープン」で安田の5学年先輩・堀琴音が3年ぶりの復活Vをメジャータイトルで飾っている。
しかし、上には上がいる。それが岩井ツインズらの出身高校である埼玉栄だ。開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を岩井千怜が制し、5月には「パナソニックオープンレディース」で菅沼菜々が2年ぶりの優勝を飾る。6月の「ヨネックスレディス」では岩井ツインズの2学年下、高野愛姫が初優勝を挙げ、7月には「大東建託・いい部屋ネットレディス」でベテラン渡邉彩香が3年ぶりの6勝目をつかんだ。

そう、埼玉栄出身者が実に4人も優勝を飾っていたのである。国内女子ツアーで同一年に同一高校の出身者が4人優勝するのは初めてのことだった。
それだけではない。米女子ツアーでは岩井ツインズがそろって勝利をつかんでおり、日本では優勝のなかった岩井明愛を含めて日米合わせて5人もの埼玉栄勢が勝ったのである。
2012年に東北(宮城県)出身者が国内で有村智恵、木戸愛、大江香織の3人、米女子ツアーで宮里藍の計4人が優勝した例があるが、埼玉栄はこれを上回り日米合算での新記録をも打ち立てていた。
東北高校の50勝にも迫る勢いの埼玉栄
埼玉栄出身者で初めて優勝したのは2007年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」での三塚優子だった。その後、渡邉、岩井ツインズ、菅沼が勝ち、今年初優勝の高野で6人目となった。これは東北(宮里、有村、原江里菜、菊地絵理香、木戸、大江)に並ぶ同一高校最多記録だ。
日米通算の優勝数では東北が50勝で埼玉栄が30勝と東北が大きくリードしている。ただ、東北出身者はここ2年優勝がないのに対して、埼玉栄勢はここ2年で日米通算12勝。埼玉栄勢が今、勢いに乗っていることは間違いない。
埼玉栄と東北に共通しているのは「全国高校ゴルフ選手権団体の部・女子」で何度も優勝していること。東北は2003年からの5連覇を含む大会最多の6勝を挙げており、埼玉栄は歴代2位タイの5度、日本一に輝いている。
東北の優勝経験者6人は全員が高校時代に日本一を経験している。埼玉栄勢も渡邉、岩井ツインズ、高野の4人は在学中に日本一メンバーに名を連ねている。つまり、高校時代から強かった選手たちがプロでも順調に成長して結果を残しているというわけだ。
大きな勢力を誇る埼玉栄勢と東北勢に来年は新たなプロが加わる。今年のプロテストでトップ合格を果たした伊藤愛華は埼玉栄の3年生。今年の「日本女子アマ」を制し、9月の「ゴルフ5レディス」では9位タイに食い込んだ中澤瑠来も埼玉栄出身で来年はプロとしてデビューする。東北出身では倉林紅がプロテスト合格。2024年の「ヨネックスレディス」で10位タイに食い込んだ実績を持っている。
どちらが先に最多記録を塗り替える「7人目」の優勝者を誕生させるか。これが来年の注目ポイントにひとつになりそうだ。
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