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マキロイ&シェフラーらの超絶スーパーショット! 世界のトップ選手に共通する“フェアウェイバンカー”の打ち方は?
PGAツアーの解説も務めるゴルフスイングコンサルタント・吉田洋一郎氏が、ツアーの第一線で活躍する選手のプレーを独自の視点で分析。今回はローリー・マキロイ選手、スコッティ・シェフラー選手らのフェアウェイバンカーの打ち方に注目しました。
5人のスーパーショットに共通する“音の良さ”
PGAツアーの公式SNSに、2025年シーズンのフェアウェイバンカーからのスーパーショットをまとめた動画が公開されています。登場するのはスコッティ・シェフラー選手やローリー・マキロイ選手、アダム・スコット選手ら5人のトッププロです。
5人のスーパーショットに共通していたのは“音の良さ”。どの選手も「コツッ!」と乾いた音でインパクトしてボールを飛ばしています。
乾いた音がするのは、ボールをクリーンに捉えているから。フェアウェイバンカーからのショットはガードバンカーからのエクスプロージョンショットとは異なり、ボールをクリーンに捉えて飛ばす必要があります。手前の砂を打ってダフってしまうのは、このシチュエーションで最悪のミスといえます。

では、どうすればボールをクリーンに捉えることができるのでしょうか。
一つ目のポイントは、足を埋めずにアドレスすること。グリーン周りのガードバンカーからのショットは、あえてダフらせてボールを飛ばさないために足を埋めることもあるはずです。
しかし、飛距離が必要なフェアウェイバンカーの場合、足を埋めるとダフって脱出できないケースがあるので要注意。また、インパクトはボールと砂の境目を狙うのではなく、ボールの赤道にリーディングエッジを当てるイメージで振りましょう。
ボールと砂の境目を狙うのはダフりの元。赤道を狙うことで結果的に赤道のやや下に刃を入れやすくなり、クリーンに打ち抜けるようになります。
トップを恐れず自信を持ってスイングすることが成功の秘訣
続いてのポイントは、大振りしないことです。5選手のスイングを見ると、トップの位置はフルショット時よりも明らかに小さく、フィニッシュも最後まで振り切っていません。
スイング幅を小さくするのはバランス良く振るため。ボールの赤道あたりを確実に打ち抜くため、スイングをコンパクトにして打点がブレないようにしているわけです。
どんなに距離が必要なフェアウェイバンカーのショットでも、トップの位置は胸の正面あたり、フィニッシュは振り切らずに“打って終わり”でスイングすると、打点がブレにくくなります。フォローを小さくするイメージで振ると、ダウンスイングで球を上げにいく動作もなくなるため、スイングがより安定してきます。また、大振りを防ぐにはいつもより短くクラブを握って振るのも効果的です。
小さい振り幅でボールの赤道を狙うスイングは、「トップしそうで怖い」と思う人もいるでしょう。しかし、乾いた音でインパクトすればフルショット時の高さは出ませんが、ある程度の弾道の高さを出すことができます。「トップしてもOK」と気持ちを切り替え、自信を持って振ることがフェアウェイバンカー成功の秘訣です。
また、「コツッ!」と音がするインパクトなら、しっかりとスピンが入る球になります。バックスピンがかかったり、ピタッと止まる球が打てるので、大きめの番手を持ち、狙い所はピンの根元か、それよりも奥に設定してOK。大きめのクラブを持つことでコンパクトに振りやすくなり、大振りやリキみもなくなります。
フェアウェイバンカーが苦手な人は、ぜひ参考にしてください。
【解説】吉田 洋一郎(よしだ・ひろいちろう)
1978年生まれ、北海道出身。世界のゴルフスイング理論に精通するゴルフスイングコンサルタント。デビッド・レッドベターから世界一流のレッスンメソッドを直接学ぶ。毎年数回、米国、欧州へ渡り、ゴルフに関する心技体の最新理論の情報収集と研究活動を行っている。欧米の一流インストラクター約100名に直接学び、世界中のスイング理論を研究している。海外ティーチングの講習会、セミナーなどで得た資格は20以上にのぼる。
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