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- 数字が示す完全復調! 米女子ツアー参戦10年目となる畑岡奈紗が宮里藍の記録に迫る理由をデータで検証
昨年11月の「TOTOジャパンクラシック」で3年ぶりの復活優勝を飾った畑岡奈紗。米女子ツアー参戦10年目となる今季はかつてのレジェンドと肩を並べるような活躍が期待される。
宮里藍の勝利数まで“あと1勝”に迫った畑岡奈紗
米女子ツアー開幕まで2週間となった。大躍進中の日本勢は今年も数々の記録達成が期待される。その中の一つが米女子ツアー10年目を迎える畑岡奈紗の勝利数。あのレジェンドがマークした日本人選手歴代2位の記録が手の届くところにある。
畑岡は昨年11月の「TOTOジャパンクラシック」で3年ぶりの復活優勝を飾った。これが畑岡にとって米女子ツアー通算7勝目。日本人選手最多勝、岡本綾子の17勝までは遠いが、歴代2位である宮里藍の9勝をはっきりと視野に捕えた。10年目の節目のシーズンで宮里に並び、抜くことができればいうことなしだろう。
3年ぶりの優勝は、「たまたまうまくかみ合った」というような偶然の産物ではない。昨年はシーズン半ばからプレーの内容が明らかに上向いてきており、勝てる雰囲気が出てきていた中での必然的な優勝だった。

その具体例を平均ストロークで示したい。8月の「CPKC女子オープン」終了時の畑岡の平均ストロークは70.94で部門29位だった。シード選手となって以降、最も悪かった2024年の70.97(部門30位)とあまり変わらず、いい時の内容からはほど遠かった。
ところが、次戦の「FM選手権」で10試合ぶりのトップ10となる7位タイに入ったあたりから急激に平均ストロークが良化していく。「FM選手権」から「TOTOジャパンクラシック」の前週「メイバンク選手権」までの6試合の平均ストロークは68.63という見事なものだった。
順位面でもこの6試合中4試合でトップ10に食い込んでおり、10月の「BMW選手権」では約2年ぶりに最終日最終組をプレーして単独2位と、完全に復調モードに入って「TOTOジャパンクラシック」を迎えていたのだ。
シーズン終盤は18ラウンド連続アンダーパーを記録
最終的な平均ストロークは自己ベストとなる69.92をマーク。部門順位は8位で日本勢では山下美夢有の4位に次ぐ2番手だった。
復調の要因はさまざまあるだろうが、そのひとつはパットを決め切る確率が高くなったことだ。勝てなかった時期の畑岡はパットのミスから後退していくシーンが多かった。それが、復調のきっかけになった「FM選手権」では4日間で全選手中最少となる105パットを記録。自らパットの手応えを口にしていた。
このパットの復調もデータに表れている。「FM選手権」の前まではパーオンホールの平均パット数は1.78で部門35位だったのだが、シーズン終了時には1.75で部門9位にまで盛り返している。「FM選手権」以降に限れば1.70という非常に高いレベルだった。パットが入り始めたことによって相乗効果でショットなども良化し、結果につながる。昨年後半はそんな流れが出来上がっていた。
「FM選手権」からシーズン終了までの10試合で1勝、2位1回を含むトップ10入りが6回。かつての好調時にまったくヒケをとらない、いやそれ以上の出来かもしれない。
“好調時以上の出来”を証明するデータもある。畑岡は10月の「ビュイックLPGA上海」2日目からシーズン終了まで18ラウンド連続アンダーパーをマークした。これは自己最長記録。従来の自己ベストは2022年にマークした10ラウンド連続アンダーパーだったから、過去の自分を大きく超えてきているわけだ。
昨年後半の出来を継続できれば今年中に通算9勝の宮里に並ぶだけでなく、岡本に次ぐ日本人2人目の通算10勝に到達することも不可能ではない。畑岡自身、年間複数回優勝を2回マークした経験があるから、現実的な数字である。
畑岡は1月13日に27歳の誕生日を迎えたばかり。宮里が8勝目、9勝目を挙げた2012年は現在の畑岡と同じ27歳のシーズン(8勝目は誕生日前で26歳)だった。これもまた何かの縁だろう。
昨年は日本人選手で初めて米女子ツアー生涯獲得賞金1000万ドル突破も果たした。長く日本女子を引っ張って来た畑岡が第二期黄金期を迎えるのか。まずは2年ぶりの出場となる開幕戦の「ヒルトングランドバケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」。6年前、日をまたいだプレーオフの末に敗れた雪辱を果たせば、早々に宮里の記録に王手をかけることになる。
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