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- ルーキー倉林紅、270万円の先行投資を回収 GCクワッド効果で300万円獲得&プロ初優勝
倉林紅が最終日に逆転でプロ初優勝。オフに約270万円で導入した弾道測定器GCクワッドの効果も発揮し、優勝賞金300万円を獲得。シード権獲得へ大きな弾みをつけた。
ダブルボギー発進でも揺るがず 強さを見せたメンタル
◆国内女子プロゴルフ
INTLOOPグループレディースカップ 2月15~16日 平川カントリークラブ(千葉県) 6388ヤード・パー72
首位と1打差の2位でスタートした最終日、逆転優勝を狙う倉林紅が、まさかのミスショットに見舞われた。4番パー5の第2打。ティーショットを左ラフに打ち込んだため、7番アイアンで池の手前に刻む作戦を選択した。自分のボールの近くに同伴プレーヤーのボールがあったものの、その時点では気にならなかったという。しかし、いざクラブを上げると急に意識してしまった。「そのボールに当たらないように振ろうとしたらシャンクしちゃいました」。さらにリカバリーの3打目は池につかまり、結局5オン2パットのダブルボギーを叩いた。
「コース自体はそれほど距離も長くないので、チャンスにつければバーディーを奪えると思っていました」。ミスを引きずらないことを自らの長所と語る倉林は、その後も落ち込むことなくバーディーを重ねていく。1打リードで迎えた最終18番パー4では、ピンまで残り170ヤードから6番アイアンで2オン。13メートルのロングパットを沈め、2位に2打差をつける通算4アンダーで逆転優勝を飾った。

昨年、3度目の挑戦でプロテストに合格。ファイナルQTを1位で突破し、今季前半戦の出場権を獲得した。今年の目標はツアー初優勝とシード権獲得。そのため、このオフは入念に準備を進めてきたという。「地元の宮城ではトレーニングや打ちっ放し、アプローチ、パッティング練習を行い、鹿児島での合宿ではラウンドを重ねました」。
専属コーチは置かず、クラブヘッドの入り方や打球のスピン量を確認するため、つい先日弾道測定器のGCクワッドを購入。今大会ではその効果が早くも現れ、4つのバーディーのうち2つは1メートル以内につけて奪った。
約270万円という高価な買い物だったが、今大会では優勝賞金300万円に加え、ベストルーキー賞10万円、ベストスコア賞5万円を獲得。「今回はGCクワッド代を稼げたので、ツアーではさらにプラスにしていきたいですね」と笑顔を見せた。

中学生時代には中嶋常幸のトミーアカデミーに参加。「無理にできないことをできるように見せようとすることはない。今できること、自分の長所に目を向ければいい」という言葉は今も胸に残っているという。「最近になって、すごく大事なことだったんだなと気づきました」。今後も長所であるショット力を磨いていくつもりだ。
倉林と同じ05年生まれでは、入江響、荒木優奈、菅楓華がすでにレギュラーツアーで優勝を果たしており、それも大きな刺激になっている。彼女たちに1日でも早く追いつくためにも、幸先のいいプロ初優勝となったことは間違いない。(千葉市/山西英希)
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