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- 岩井千怜が国内開幕戦で挑む“26人連続未達成”の大記録とは?
いよいよ開幕する2026年国内女子ツアー。開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で大会3連覇の偉業に挑むのが岩井千怜。そこで、過去のデータから3連覇の確率などを読み解いてみた。
大迫たつ子以来日本人「3連覇」達成者は出ていない
いよいよ開幕する2026年国内女子ツアー。その開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で大会3連覇の偉業に挑むのが岩井千怜だ。3連覇の確率はどのくらいか。過去のデータから読み解くと、難易度は最高レベルである。
一昨年は1打差首位から西郷真央との一騎打ちを制しての逃げ切り勝ち。昨年は1打差2位から66で回って菅楓華を逆転。「ダイキンオーキッドレディス」を連覇中の岩井千怜が米女子ツアーから一時帰国して今年も国内開幕戦に登場する。
同一大会の連覇は簡単なことではない。半世紀を超える国内女子の歴史で、岩井千怜の「ダイキンオーキッドレディス」連覇が89例目だった。1年に1回か2回というペースである。昨年はシーズン通して連覇に成功したのは「ダイキンオーキッドレディス」だけ。前年優勝者欠場と大会が開催されなかったケースを除いて計算しても成功率はたったの5%である。それくらい難易度が高いのだ。

これが3連覇となると、どうだろうか。今回の「ダイキンオーキッドレディス」を除く88例中、3連覇(それより長いものも含む)につながったのは12例ある。前年優勝者欠場と大会開催なしを除いて成功確率を計算すると、16.2%。これだけ見ると意外と高い数字であるように感じる。
3連覇を成し遂げた選手の顔ぶれは、達成順に樋口久子、ト阿玉、森口祐子、大迫たつ子、ローラ・デービース、アニカ・ソレンスタム、申ジエというもの。日本のメンバーではないデービース、ソレンスタムも含め、全員がスーパーレジェンドクラスだ。
この中で3連覇を複数回やってのけているのは樋口だけ。1人で何と6回である。樋口は3連覇に計13回挑戦しているから、成功率は46.2%。圧倒的な強さを誇っていたからこその数字である。樋口を除くと成功率は9.8%にまで急降下する。
現時点で最新の3連覇成功は申が2014~16年の「ニチレイレディス」で記録したもの。日本人選手に限れば1984~86年「リクルートとらばーゆカップ」の大迫にまでさかのぼらなければならない40年も前の出来事である。つまり大迫以降、日本人選手は誰も3連覇に手が届いていないのである。
不動裕理は5回挑戦も未達成
その間、どのくらいの日本人選手が3連覇に挑んだのだろうか。欠場や開催なしを除くと26例あった。その全てが失敗しているのである。
この40年間で最も多く3連覇に挑んだ日本人選手は不動裕理で計5回(連覇自体は6回あるが、うち1回は連覇翌年から当該大会の開催なし)だった。5回中3回は2位(タイを含む)という結果である。一番惜しかったのが2006年の「ゴルフ5レディス」。1打差2位で迎えた最終日にスコアを伸ばして逆転し、1打差首位で18番ホールを迎えた。ところがボギーを叩いて4人のプレーオフに持ち込まれ、ウェイユンジェに敗れている。通算50勝の不動ですら5回挑んでも3連覇の壁は越えられなかったのである。
最近では畑岡奈紗が2018年「日本女子オープン」でユ・ソヨンに敗れて2位に終わり、山下美夢有が2024年の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で6位に甘んじた例がある。
岩井千怜自身、同一大会連覇は「ダイキンオーキッドレディス」以前に1回経験している。それが2023、24年の「RKB×三井松島レディス」。だが、3連覇がかかった25年は米女子ツアー参戦のために欠場している。つまり、3連覇への挑戦は今回が初めてになるわけだ。
今年の岩井千怜はすでに米女子ツアーで3試合、欧州女子ツアーで1試合プレーしている。先々週の「ホンダLPGAタイランド」では逃げ切りを図る世界ランキング1位のジーノ・ティティクルを追い上げて1打差2位に入った。試合勘は国内組よりも磨かれているはずだ。
長い間、多くの日本人選手が跳ね返され続けてきた果てしなく高い壁を越えることができるか。3連覇を達成すれば、歴史的な偉業である。
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