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- 原英莉花の「ツアーメンバー初戦でトップ10」は日本人8人目! 過去データが示す“ルーキーV”の可能性
米女子ツアー「ブルーベイLPGA」でツアーメンバーとしてのデビュー戦を迎えた原英莉花が10位タイに入った。ツアーメンバー初戦でのトップ10入りは日本人選手8人目の快挙だった。
初戦トップ10はルーキーイヤー優勝にほぼ直結
米女子ツアー「ブルーベイLPGA」でツアーメンバーとしてのデビュー戦を迎えた原英莉花が10位タイに入った。ツアーメンバー初戦でのトップ10入りは日本人選手8人目。過去の顔ぶれを見ると原にも活躍の予感が漂ってくる。
4日間すべて1アンダーの71と同じスコアを並べた原。ただ、その内容は様々だった。
初日、ツアーメンバーとしてのスタートホール(10番ホール)はいきなりのダブルボギーという波乱の幕開け。それでも、後半のアウトは6番からの上がり4ホールをすべてバーディーとして26位タイとまずまずの位置につけた。
2日目は3番パー5で長打力を生かして2オンのイーグルを奪うなどして通算2アンダーの23位タイでデビュー戦予選通過を果たす。3日目はスコアを崩していたが14番パー5で2打目を1メートルに寄せてのイーグル奪取。これで息を吹き返し、3日連続の71として16位タイに順位を上げた。

そして最終日、強風で全体の平均ストロークが4日間で最も悪い74.667に落ち込む中、3バーディー、2ボギーにまとめ切った。この日、原よりもいいスコアをマークした選手は2人だけ。それくらい価値のある71だった。
終わってみれば10位タイ。原自身、昨年まで日本開催を含めて米女子ツアー13試合に出場していたが、最高成績は2024年「ホンダLPGAタイランド」の16位タイだった。ツアーメンバー初戦でいきなり自己ベストを更新したわけだ。
ツアーメンバー初戦でのトップ10入りは吉川なよ子(1978年)、平瀬真由美(1996年)、福嶋晃子(1999年)、上田桃子(2008年)、河本結(2020年)、竹田麗央、山下美夢有(ともに2025年)に続く日本人選手8人目のことである。
過去の7人中、平瀬、福嶋、竹田、山下の4人はルーキーイヤーで優勝している。かなりの高確率だ。
1年目で優勝していない3人も、それぞれ訳がある。まずは吉川。当時の日本人選手は米女子ツアーの出場資格を得ても主戦場はあくまで日本。春先に数試合プレーして帰国する形だったから勝つチャンスは少なかった。河本は新型コロナウイスルのパンデミックが起こった年。多くの試合が中止や延期になる不運があった。上田は前年の「ミズノクラシック」優勝でツアーメンバーとなり、1年目では勝てなかったが4年目に2勝目を挙げている。
少々強引だが“訳あり”を除けばデビュー戦トップ10はルーキーイヤー優勝にほぼ直結しているということ。今年の原の活躍を予感させてくれるデータだ。
西郷真央、山下美夢有に続く「新人賞」も狙える
ルーキーイヤー優勝と同様に気になるのがルーキー・オブ・ザ・イヤー争いである。原は今回の10位でルーキー・オブ・ザ・イヤーランキング3位につけた。
現在の同ランキング1位は昨年、スポット参戦の「ロッテ選手権」で優勝してツアーメンバーになった韓国のファン・ヨウミン。今季、すでに3試合に出場して開幕戦で5位タイと早速好成績を残している。今年最初の世界ランキング(1月5日付)では31位とルーキーの中で最上位。ルーキー・オブ・ザ・イヤーの本命といえる存在だ。
他に候補に挙げられる選手には欧州勢が多い。スイスのキアラ・タンブリーニは2024年に欧州女子ツアーで3勝を挙げてプレーヤー・オブ・ザ・イヤーとルーキー・オブ・ザ・イヤーを同時受賞した逸材。年頭の世界ランキングは68位でルーキーの中ではファンに次ぐ順位である。プレーヤー・オブ・ザ・イヤーランキングでファンに次ぐ2位につけている英国のミミ・ローズは昨年の欧州女子ツアーで3勝してルーキー・オブ・ザ・イヤーを手にした選手。他にも欧州で実績を残した選手が名を連ねている。
粒ぞろいのルーキーたちの中で原、そして櫻井心那がトップに立てるか。昨年は日の丸が上位を独占したが、今年はそう簡単ではなさそう。それでも西郷真央、山下美夢有に続く日本勢3年連続戴冠のチャンスはあるはず。日本人ルーキーの躍進を楽しみにしたい。
原 英莉花(はら・えりか)
1999年2月15日生まれ、神奈川県出身。2018年プロテスト合格。“黄金世代”の一人として18年から早くもシード獲得し、翌19年には初優勝。20年には「日本女子オープン」「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」と公式戦2冠を達成した。23年はヘルニア手術を乗り越え、2度目の「日本女子オープン」制覇。25年シーズンは米下部のエプソンツアーを主戦場とし、8月の「ワイルドホース女子ゴルフクラシック」で同ツアー初優勝を飾った。
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