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- 逆球は即トラブル… 左ドッグレッグは“軽いドロー”が正解! 成否を分けるティー位置とヘッドの使い方
PGAツアーの解説も務めるゴルフスイングコンサルタント・吉田洋一郎氏が、ツアーの第一線で活躍する選手のプレーを独自の視点で分析。今回はPGAツアー「ザ・プレーヤーズ選手権」で優勝を飾ったキャメロン・ヤング選手のスイングに注目しました。
ティーイングエリアの左端に立つのがセオリー
PGAツアー「ザ・プレーヤーズ選手権」を制したのは、米国出身のキャメロン・ヤング選手でした。
圧巻だったのは、最終日18番ホールのティーショットです。マシュー・フィッツパトリック選手と通算13アンダーの首位タイで迎えた470ヤードのパー4番。左サイドに大きな池がある左ドッグレッグで、ヤング選手のティーショットは美しいドローボールを描いて375ヤード先のフェアウェイに止まりました。
優勝争いのプレッシャーの中、この日の“ロンゲストドライブ”をマークしたのです。

ヤング選手は直前の17番(パー3)でバーディーを奪っており、良い流れのまま最終ホールに入れたことも大きかったでしょう。さらに、難易度の高い18番でありながら、持ち球であるドローボールを生かせるレイアウトだったことも、このスーパーショットにつながった要因と考えられます。
さて、左ドッグレッグホールのティーショットを打つ際、皆さんならどんな点に注意しますか。
理想的な弾道は、ヤングのようにコースなりに曲がるドローボールです。そのためには、まずティーイングエリアの使い方を工夫しましょう。ドローボールで攻めたい場合は、左端に立つのがセオリー。左サイドから右サイドへ、対角線に打ち出すイメージを持つことが重要です。
実際、ヤング選手の18番の映像を見ても、ティーイングエリアの左端から構えているのが確認できます。
素振りの段階からヘッドの重さや動きを感じながらスイング
このシチュエーションで最も避けたいミスは「逆球」です。右に打ち出したボールがさらに右へ曲がる“プッシュスライス”が出てしまうと、コース右サイドの奥まで飛んでしまい、リカバリーが非常に難しくなります。
球がつかまらなくなる主な原因は、肩や腕、手先に力が入ってヘッドが走らなくなること。ダウンスイングで手元が前に出て振り遅れ、フェースが開いたままインパクトを迎えると、逆球が出やすくなります。
これを防ぐには、素振りの段階でヘッドの重さや動きをしっかり感じておくことが重要です。ヘッドを意識して振ることで余計なリキみが取れ、自然とヘッドが走る状態がつくれます。実際のショットでも同様にヘッドの動きを感じながらスイングすることで、振り遅れを防ぎ、ボールをしっかりつかまえやすくなります。
さらに、飛球線方向へヘッドを放り出すようなイメージでフォローを出すのも効果的です。フォローを意識することでダウンスイングの軌道が整い、インサイド・アウト軌道で振りやすくなります。
一方で、左ドッグレッグのホールでフェードボールを打ちたい場合は、あえてヘッドを走らせすぎないことがポイント。素振りでは腕と体の動きを同調させ、特に腰の回転を意識しましょう。実際のショットでは、インパクトでおヘソがターゲット方向を向くくらいしっかり回転することで、逆球を防ぎつつ、イメージ通りのフェードボールが打てます。
逆球を防ぐ打ち方を身につけ、ドッグレッグホール攻略の精度を高めていきましょう。
【解説】吉田 洋一郎(よしだ・ひろいちろう)
1978年生まれ、北海道出身。世界のゴルフスイング理論に精通するゴルフスイングコンサルタント。デビッド・レッドベターから世界一流のレッスンメソッドを直接学ぶ。毎年数回、米国、欧州へ渡り、ゴルフに関する心技体の最新理論の情報収集と研究活動を行っている。欧米の一流インストラクター約100名に直接学び、世界中のスイング理論を研究している。海外ティーチングの講習会、セミナーなどで得た資格は20以上にのぼる。
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