“黄金世代”勝みなみが2年ぶりの優勝 いざ全米女子オープンへ!

1998年度生まれの“黄金世代”勝みなみが、リゾートトラストレディスで2019年の中京テレビ・ブリヂストンレディス以来、2年ぶりの優勝を果たした。

◆国内女子プロゴルフ<リゾートトラストレディス 5月27日~30日 愛知・リークゴルフクラブ 6605ヤード・パー72>

勝みなみが通算9アンダーで逆転優勝

 最終日の勝みなみは、最後まで自分が優勝争いをしていることに気が付かなかった。「それまでボードを見ても、自分のところではなくて、違うところが映っていたりして、確認ができませんでした。みんなは伸ばしているだろうなと思っていたし、順位よりも課題をやるだけだなと」。

最終日2番ホールのティーショット 勝みなみ選手 写真:Getty images

 勝がそう思ったのは、出だしの1番でいきなりダブルボギーを叩いたからでもある。

「とにかく目標を立てたことを18ホールやり切ろうと考えていた」と話すように、気持ちを切り替えて自分のゴルフをすることだけを考えていた。すると5番、6番で連続バーディーを奪取。

 後半に入ってからは我慢のゴルフが続いたが、15番パー3でティショットを1メートルにつけて難なくバーディーを奪った。通算9アンダーでの逆転優勝だった。

“黄金世代”のトップランナー 同世代の活躍に「焦りはなかった」

 今大会の勝にはあまり余裕がなかったが、それでも耐えて勝ち取った優勝。「優勝はうれしいし、課題がクリアできたことも同じくらいにうれしい」と笑顔を見せる。

優勝杯を手に入れてピースサインの勝みなみ選手 写真:Getty images

 高校1年(2014年)のときKKT杯バンテリンレディスで優勝。“黄金世代”のトップランナーとして注目を浴びた。2017年のプロテスト合格後、2018年に1勝、2019年に2勝したが、コロナ禍で2020年のツアーは14試合のみの開催となり、勝も勝利から遠ざかった。

「去年から何してもうまくいかないというか、自分が良いと思ってやったことも、『あれ?なんか違う』って振り出しに戻ったりして、すごく不安が大きかったです」。

 その間、同期や下の世代の活躍もあったが、焦りはなかったという。

「自分にはとても刺激になりますし、スイングやプレースタイルを見て勉強することもたくさんあります。焦りはありませんでした」。

 スイング時のインパクトへの意識とショートパットのリズムが速くなることに気を付けるなど、黙々と課題に取り組んだ。「お風呂から上がっても服を着ないでスイングをしていて、この子すごいなと思いました(笑)」という母の久美さんから教えてもらったエピソードも笑える。ただ、それくらいに勝の頭の中はゴルフ一色だった。

 今週は海外メジャーの全米女子オープンに出場する。「2022年は米ツアーを目指してQスクールを受験しようと考えている」とも話す。優勝した勢いのまま、また新たな何かをつかんできて欲しいものだ。

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