古江彩佳が日本勢最上位の20位タイでフィニッシュ
海外メジャーの「AIG女子オープン」で優勝したのは、スウェーデンのアンナ・ノードクイストだった。通算12アンダーで、2位に1打差をつけてメジャー3勝目を手にした。
そんな中、日本勢最上位でフィニッシュしたのが古江彩佳だ。最終日は首位と4打差から出て、一時は2打差と優勝争いに食らいついたが、後半に失速。15、17、18番でボギーを叩いてしまった。

「最初はすごく良かったけど、最後のほうは長いホールがアゲンストで続いたので、とても難しかった。ボギーを打ったのは悔しいけど、仕方ないかなとも思います。グリーンを外した時の技術がまだまだ足りないと思いました」
それでも日本勢最上位の20位タイで大会を終えた。それに先月から続いた約1か月の欧州遠征で得たものは大きい。特に「エビアン選手権」で4位に入るなど、海外メジャーで結果を残すことができたのは自信になった。
「終わってみると早くて、すごく充実していました。日本にはないコース、リンクスは特にそうで、そういうところを回れたのはいい経験です」と振り返る。
国内ツアー賞金ランキング3位の古江は、引き続き小祝や稲見などライバルたちと賞金女王争いを演じることになる。「まず1勝したい」と力を込める。