元祖イケメンプロも44歳 子育て、ビジネス、ツアーすべてに全集中の矢野東が優勝争い

ANAオープンで44歳の矢野東が5位タイ。かつて人気、実力を兼ね備えたイケメンプロとしてツアーの看板選手の一人でもあった矢野も、ここ数年は故障に悩まされていたが、まだまだツアーを沸かせる実力があることを証明してみせた。

プライベートでは2児の父 スクールを監修するビジネスも

◆国内男子プロゴルフ<ANAオープン 9月16~19日 札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道) 7063ヤード・パー72>

 13年ぶりのツアー4勝目に挑んだ44歳の矢野東だったが、力及ばず5位タイに終わった。

ツアープロにとって1勝目より難関といわれる2勝目を08年の同大会でクリアした矢野東 写真:JGTO images

 2008年の大会王者でもある矢野は、ANAオープン3日目を終えて通算13アンダー。首位の大槻智春に2打差の単独2位と優勝が狙える位置にいた。

 この大会でツアー2勝目を挙げた後、ブリヂストンオープンにも勝った08年は、自己最高の賞金ランキング2位となった。翌年、全米オープンに出場するなどさらなる活躍が期待されたが、次々故障に見舞われた。

 17年には右ヒジの痛みから手術に踏み切り、公傷(特別保証)制度を使ったもののシード落ち。ゴルフスクールの監修などツアー以外の部分でもゴルフ普及の仕事に携わり始めていた。

 そちらも楽しく、全力で行いながら挑んだ昨年のQTで1位となり、久々に力を入れているのが21年だ。そんな中での優勝争い。13年もたてば年齢は44歳になり、家族ができて父にもなるなど環境も変わった。東京で仕事をしているときには、仕事をいったん終えて夕方、帰宅。3歳と1歳の子供たちを入浴させてから夜の会合に出るようなこともあると打ち明けていた全力人生を送っている。だが、試合となれば集中する。それができたからこその優勝争いだ。

 最終日は、前半3バーディー、1ボギーとまずまずのゴルフを見せたものの、10番、11番の連続ボギーで優勝争いからは大きく後退した。それでも、16番のバーディーで意地を見せたが、17番で左の林から木にボールを当ててしまいボギー。結局、4バーディー、4ボギーとスコアを伸ばせず通算13アンダーのままで、優勝したスコット・ビンセント(ジンバブエ)とは5打差の5位タイだった。

 それでも賞金ランキングは51位とシード圏内に入ってきた。44歳になり、人生経験を重ねた今だからこそ、見せられるゴルフがある。今大会だけでなく、この後もそれを証明するプレーをしてくれるに違いない。

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