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- 94年ぶりのアマ優勝なるか!? 中島啓太、河本力のプロ大会優勝コンビに期待【今週、日本オープン】
今週、いよいよ、国内最高峰の戦い、日本オープンが開幕。今大会の再注目ポイントは、アマチュアにしてプロトーナメントで優勝を果たしたアマチュア選手が2人もいること。その中島啓太、河本力を中心に大会の見どころを紹介する。
ツアー優勝の中島と下部ツアー優勝の河本
日本アマ王者でアマチュアながらツアー競技に優勝して間もない中島啓太が、連覇で大会3勝目を狙う稲森佑貴、東京五輪代表で今季好調の星野陸也と、ナショナルオープンの舞台で激突する。
日本一のゴルファーを決する第86回日本オープンが、10月14日、滋賀県の琵琶湖カントリー倶楽部で開幕。グレッグ・ノーマンが一部改修したコースを使って行われる大一番は、初日から目の離せない組み合わせがいくつもある。
中島はパナソニックオープン優勝の後、バンテリン杯東海クラシックを腰痛で棄権している。そのため不安要素があることは否めないが、静養と治療で何とか間に合ったようだ。
稲盛は現在賞金ランキング6位だが、ツアー屈指の曲がらないショットは、大きな武器。セッティングの難しい日本オープンで強いことを今年も証明できるかどうか。
一方、星野は過去5勝すべてが最終日最終組でプレーしてのもの。それだけに、3日までしっかりと好位置につけて、初の日本タイトルを狙いたいところだ。
稲森、星野、中島組は、初日の午前11時42分に1番からスタート。その2組前では、中島と同じくアマチュアの米澤蓮が、今季1勝している比嘉一貴、先週2位タイと好調の香妻陣一朗とともにプレーする。
そしてもう1人アマチュアで今季プロトーナメント、TIチャレンジin東条の森で優勝を飾ったのが河本力だ。日本ツアー2部に当たるAbemaTVツアーではあるものの、最終日(第3ラウンド)に7アンダー・64をマークする爆発力を見せ、第2ラウンド終了時の33位タイからの大逆転勝利だった。河本は星野と賞金王を争う木下稜介、谷原秀人と12時18分に1番からスタートする。
アマチュアが最高峰の大会、日本オープンを制する可能性だが、1927年に行われた第1回大会は出場17人中12人がアマチュアで、優勝した赤星六郎もアマチュアだった。以来、歴史を重ねる中でアマチュアが勝ったことはなく、実に94年の月日が流れた。
しかし、昨年のローアマ(総合5位タイ)である河本力は2日目まで首位。同じくローアマを獲得した杉原大河とともに、優勝まであと一歩という戦いを見せた。2017年に2位に入った金谷拓実の例も含め、近年は上位にアマチュアが食い込むことも珍しくなく、ツアーでの優勝がある選手もいるだけに、可能性がないとは言えない。今回の出場選手は120人で、うち15人がアマチュアとなっている。
大会優勝者をそろえたベテラン組にも注目
先週のブリヂストンオープンでツアー初優勝を飾って出場権を得た杉山知靖は11時51分に谷口徹、出水田大二郎と、現在賞金ランキング首位で19年大会王者のチャン・キムは大岩龍一、永野竜太郎と12時18分にやはり1番からスタートする。
大会2勝の池田勇太、01年の優勝者で今季は日本シニアオープンも制している手嶋多一、15年王者で米ツアー帰りの小平智という歴代優勝者3人の組も見ごたえがありそうだ。
大会史上最多優勝は、大会初期に6勝している宮本留吉。74年から94年までの間に5勝している尾崎将司が、これに続いている。
前回、同コースで開催された1993年は、奥田靖己が絶好調の尾崎将司を破って優勝している。この時期、AONと呼ばれた青木功、尾崎将司、中嶋常幸の3強が圧倒的な強さを誇り、85年から94年までの10年間に3人で9勝している。奥田は、この間唯一、AONを破った男になった。
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