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- 古江彩佳 アマとプロで大会制す千両役者ぶり!成長のきっかけは海外メジャー
最終ラウンドは降雨によるコースコンディション不良のため中止となる中、第2ラウンド終了時に通算12アンダーで首位に並んでいた古江彩佳と勝みなみとのプレーオフが行われ、古江が今シーズン4勝目、通算5勝目を挙げた。
アマチュア優勝を果たした思い出の大会で久々の勝利
◆国内女子プロゴルフ<富士通レディース 10月15~17日 東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県) 6679ヤード・パー72>
最終日の中止を受けて「とにかく驚きました」と語っていた古江彩佳。ただ、そんな驚きもつかの間、通算12アンダーで並んだ勝みなみとのプレーオフは3ホールのストロークプレーで行われるという異例の決戦となった。

それでも古江は落ち着いていた。冷たい雨が降りしきる中、16番パー5は両者パーで終え、17番パー3は1打目を2メートルにつけてバーディー。18番パー4では「(自信は)半々」という6メートルのパーパットをねじ込むと、自然とガッツポーズが出た。
水を含んだグリーンでも決めきるパットの精度の高さ。今シーズンの平均パット数は1位(1.7592)と勝負所での強さを発揮した。昨年11月の大王製紙エリエールレディス以来となり今季4勝目、ツアー通算5勝目を飾った。
優勝スピーチでは涙ぐむシーンも見られたが、その理由について「嬉しさもありましたが、今年は悪くないけれど上手くもいかないという中途半端なときがずっと続いていたので、勝てないのかなと思っていたのを少し思い出しました」と語る。
昨年は3勝したが、今年に入ってからは25戦で未勝利。最後まで出場を狙っていた東京五輪の座も稲見萌寧に譲り、苦い記憶が頭をよぎった。
そうしたモヤモヤを振り払うかのように日本を離れて挑戦したのが、海外メジャーだった。7月のエビアン選手権では4位、全英女子オープンでは20位と結果を残し、「そこで自信を持てたのかなと思います。今年も決して悪いわけではないと思いきれた大会だったので、そこからしっかりと調子を戻すことができたのかなと思います」と振り返る。
賞金ランキングは4位となり、もっと上を目指せるチャンスはある。「あまり(賞金女王争いは)考えずやってきたい。また1勝目指して、自分のプレーを楽しんでできればいいなと思います」。
ちなみに古江はアマチュア時代に同大会での優勝を機に富士通所属が決まった。プロ転向後にはホステスプロとして優勝し、千両役者ぶりを見せつけた。さらなる成長と進化を期待したい。
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