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- 「プレッシャーの中でもいいスコアを出すのが上で戦える選手」山口すず夏が順位を上げる【JLPGA最終プロテスト3R】
新型コロナウイルスの影響で2度行われることとなった2021年の最終プロテスト。その2回目が11月2日から城陽カントリークラブでスタート。3日目はスコアを崩す選手が多く、さらに混戦となった。
44位タイから30位タイに、山口すず夏が追い上げ
ジワリ、ジワリとピン位置が難しくなり、重圧がのしかかる中、山口すず夏が合格へラストスパートをかける。

2021年度JLPGA最終プロテスト第3ラウンド(4日、京都・城陽CC)は、111人がプレー(1人棄権)して、平均スコアが75.7658。
日に日に平均スコアが高くなり、この日を終えて合格へのボーダーラインは通算3オーバー。19位タイまでの24人となっている。
このラインにまだ届かず、最終日の追い上げに賭けるのが、米ツアーでプロとしてデビューを済ませている山口だ。初日、73で24位タイとまずまずのスタートを切ったものの、2日目に76を叩いて44位タイに後退。1ストロークで順位が大きく変わる激戦の中、この日を迎えた。
3日目はボギー発進だったが、その後バーディー3つ、ボギーが2つと踏みとどまってイーブンパー72。ピンポジションが難しく、スコアを落とす選手も多い中、通算5オーバー30位タイに浮上した。
「8番で長いバーディーが入ったのがよかったですけど、後半ショットが荒れて思うようにスイングできず、課題の残るラウンドでした」と振り返った。
2019年に米国でプレーしており、日本のプロテスト受験は初めてとなる。「練習ラウンドまでは手応えがよかったけど、スタートしてからは今までの感じと違いました。思うようなショットが打てず、目に見えないプレッシャーを感じているのかな、と思いました。でも、プレッシャーの中でもいいスコアを出すのが、上で戦える選手。きちんと修正していきたいです」と、プロテスト特有のムードと戦いながらも、落ち着いて最終日に臨む。
高久みなみが首位をキープ。尾関彩美悠が追走
首位は、高久みなみがイーブンパーの72で回って、通算7アンダーで前日までの位置をキープ。今年の日本女子アマ優勝者、尾関彩美悠が1打差でこれを追っている。日本女子オープンローアマで平瀬真由美の姪、竹田麗央や藤田かれん、永嶋花音、天本遥香、泉田琴菜が通算1アンダー3位タイで並んでいる。

スタンレーレディースでプレーオフまでの残った佐藤心結がイーブンパー8位タイ、ツアーでのシード権獲得を狙いながらテストに臨んでいる高木優奈は、2オーバー11位タイ。オーガスタ女子アマ優勝の梶谷翼は、2つスコアを落として通算12オーバー66位タイと苦しい戦いを強いられている。
この日を終えて通算15オーバー77位タイまでの85人が、最終日へと駒を進めた。
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