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- ソニーオープンに中島啓太が出場 松山英樹と同じ道をたどれるか?
ハワイのワイアラエCCで2022年1月13~16日に行われるソニーオープン・イン・ハワイに、先日のアジアパシフィックアマで優勝してマスターズ出場権を得た中島啓太が出場。これは松山英樹のマスターズ初出場時と同じ流れ。米PGAツアーに慣れて、マスターズでのローアマ獲得なるか。
青木功が日本人初の米ツアー優勝を成し遂げた大会
来年1月に行われる米PGAツアーのソニーオープン・イン・ハワイに中島啓太が出場する。同大会と言えば、1983年に青木功(現JGTO会長)が日本人として初めて米PGAツアー優勝を成し遂げ(当時の名称はハワイアンオープン)、その後ソニーがスポンサーになったことで、日本人にも馴染みのあるトーナメントだ。
同大会は米国ハワイ州のワイアラエCCで2022年1月13~16日の期間で開催される。それに先立ち、11月8日にソニーがオンラインで記者会見を開いた。
ソニー株式会社から執行役員常務・河野弘氏が出席し、日本で活躍するゴルファー(プロフェッショナル・アマチュア)が世界へ羽ばたくための挑戦をサポートすべく、タイトルスポンサーとして保有する選手招待枠の一部を「ソニーオープン・チャレンジ」として22年より日本ゴルフ協会(JGA)と日本ゴルフツアー機構(JGTO)へ1枠ずつ提供することを発表した。
アマチュアはJGAナショナルチームメンバーで日本アマチュアランキング1位、プロはJGTOツアーメンバーでJGTO賞金ランキング1位が選ばれる。会見には青木功JGTO会長、山中博史JGA専務理事も出席した。
注目のアマ推薦枠について山中理事は、公平を期するため11月19日付の日本アマチュアゴルフランキング1位を推薦すると発表した。その結果、先週ドバイで開催されたアジアパシフィックアマチュア選手権で優勝してマスターズの出場権を得た中島啓太(日体大)が、現在世界アマランキング1位で日本1位も確定しており、まだ期限前ではあるが推薦が発表された。
実は過去11年大会には、霞ヶ関CCで開催されたアジアパシフィックアマで優勝してマスターズ出場権を得ていた松山英樹が、推薦で出場している。松山英樹にとって初めての米PGAツアー出場であった。ソニーオープンで米PGAツアーを経験したことが、その年のマスターズのローアマにつながったことは想像に難くない。中島啓太も同じ流れの中に立てたことになる。
中島は10月に日本で開催された米PGAツアー、ZOZOチャンピオンシップに出場しているが、ソニーオープンは156名フル出場で予選カットもある強いフィールド。ここで経験を積み重ね、松山と同様にマスターズでの活躍を期待したい。
かつては米PGAツアーで存在感を見せていた日本企業
会見では同時にソニーオープンのスポンサーシップが2026年まで4年間延長されることも発表された。中島の推薦を見ても、日本企業が米PGAツアーのスポンサーを続けることが、日本人選手が世界へ出ていく大きな後押しになることは間違いない。
現在、日本企業の米PGAツアースポンサーはソニーとZOZOのみとなっている。かつてはWGCも含め日産自動車、ホンダ、NEC、ブリヂストンといった日本企業が名を連ねていたが、時代の流れか2社にまで減ってしまっているのは寂しい限りだ。
ZOZOはJGTO賞金ランキング上位7名、ブリヂストンオープンでの上位3名、スポンサー推薦枠として8名を持っている。中島もこの推薦で出場した。今後、再び米PGAツアーに日本企業のスポンサーが増え、日本人選手をさらに後押してくれることを願わずにはいられない。
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