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- 女子ゴルフ“賞金シード崖っぷち”は誰だ!? 今週シード権争いの最終戦
今季は2020年と21年が統合され、2年にまたがった長期戦も残り2試合となった。国内女子ツアーの来季出場権をかけた賞金シード争いは、今週開催の大王製紙エリエールレディスが最終戦となる。シード獲得へギリギリの戦いに挑む選手たちの状況を探ってみた。
ロングシーズンのため3155万円以上が現状のボーダーライン
◆国内女子プロゴルフ<大王製紙エリエールレディス 11月18~21日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6545ヤード・パー71>
2020年の日本女子ツアーはコロナ禍で中止が相次ぐ中、6月のアース・モンダミンカップから14試合を開催したが、試合数が少ないため、ツアー史上初めて21年とシーズンを統合した。21年は38試合が開催されるので、2年にまたがって計52戦が開催されることになった。そんな長期にわたるシーズンも残り2試合だ。

最終戦のJLPGAツアーチャンピオンシップは出場資格がツアー優勝者や賞金ランキング上位30位とメルセデス・ランキング上位30位などに限られる。そのためボーダーライン上にいる選手にとっては、今週の大王製紙エリエールレディスがシード獲得のための最終戦となる。
来季出場権を勝ち取るには、賞金ランキング上位50位、もしくはメルセデス・ランキング(注)上位50位までに入らなければならない。
ツアー初のロングシーズンとなった今年は選手の獲得賞金額が大幅に増加。伊藤園レディス終了時点の賞金ランキング50位、浅井咲希の獲得賞金は約3155万円(メルセデス・ランキングは55位)。つまり、おおよそこの金額がシード獲得のボーダーラインで、一つの目安となる。メルセデス・ランキングも考えると、いずれにしても好成績で終えることが重要だ。
伊藤園レディス終了時点の賞金ランキング50位前後の選手の顔ぶれを見てみよう。
・46位 イ・ナリ 3548万7810円(メルセデス・ランキング51位)
・47位 李知姫 3532万5169円(同46位)
・48位 菅沼菜々 3373万2393円(同52位)
・49位 有村智恵 3201万1751円(同48位)
・50位 浅井咲希 3155万6260円(同55位)
・51位 ささきしょうこ 3153万9083円(同59位)
・52位 林菜乃子 3134万8258円(同49位)
・53位 宮里美香 3034万5953円(同47位)
・54位 柏原明日架 3015万3107円(同61位)
・55位 山路晶 2977万5707円(同45位)
・56位 宮田成華 2924万0755円(同67位)
となっている。
(注)メルセデス・ランキング/JLPGAツアーの各競技及びUSLPGAメジャー競技での順位をポイントに換算し、年間を通じての総合的な活躍度を評価するランキング
ツアーの実力者たちが最終戦で優勝を求められる状況

例えば50位の浅井と51位のささきの賞金額の差はたった1万7177円しかなく、52位以下の選手も逆転シード獲得に十分チャンスを残している。いつも以上に1打の重みがのしかかる状況だ。この中でシード選手は李知姫、有村智恵、浅井咲希、柏原明日架、宮里美香で、シード落ち回避のためにも上位フィニッシュでシードを確定させたいところ。
また、今季は他のシード選手たちも苦戦を強いられている。賞金ランキング61位の吉本ひかる(メルセデスランキング62位)、同62位のペ・ヒギョン(メルセデス・ランキング68位)、同59位の河本結(メルセデス・ランキング80位)、同75位の福田真未(メルセデス・ランキング72位)、同85位の黄アルム(メルセデス・ランキング77位)がシード落ちの危機を迎えている。同82位のイ・ボミは今週の試合を欠場するため事実上のシード落ちが確定し、来季出場権をかけたQTにもエントリーしないことも発表した。
いずれにしても、60位近辺以下の今週の大王製紙エリエールレディスで優勝かそれに準ずる成績を出さなければ、シード権確保は難しい。一方で河本結のように賞金ランキングは59位で圏外だが、メルセデス・ランキングは50位なので、シード保持に正念場となる選手もいる。
稲見萌寧と古江彩佳の賞金女王争いも緊迫しているが、今週はし烈な賞金シード権争いにも注目したい。
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