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勝みなみ、吉田優利は揃って「年間3勝とメジャー勝利」が目標!女子ツアー開幕への意気込み
間もなく3カ月間のオフを終え、注目の国内女子ツアーが開幕。女子プロゴルファーたちはどんなオフを過ごし、2022年の目標をどこに置いているのか。
開幕戦ダイキンオーキッドとシーズン通しての目標は?
開幕まであと2週間と迫った国内女子ツアー。初戦のダイキンオーキッドレディスに向けて、有力選手が大会事務局に意気込みを寄せている。昨季躍進した選手を中心にコメントをピックアップ。
勝みなみ「昨シーズンはもう少し勝てたかなという思いも」
シーズン2勝し、昨年は念願の日本女子オープン制覇も成し遂げた勝みなみ。今オフは都内でトレーニングを行い、練習場や関東近郊のゴルフ場で練習に取り組んでいる。主に100ヤード以内のショットの精度アップを図っていると言う。
「昨シーズンは、もう少し勝てたかなという思いもあって悔しさも残りますが、メジャーでも勝てましたし、最終的には、結果的にも精神的にも良かったなと思います。調子を落とした時期も長かったのですが、そこからメジャー優勝までもっていけたのは、自信になりました。昨年の後半からショットを修正できたことは評価ポイントですが、100 ヤード以内の精度に課題が残ったので、今年のオフは重点的に取り組みます。ダイキンオーキッドは、開幕戦なのでいつも新鮮ですし、最初のティーショットは毎年緊張します。その緊張感を楽しみながら、たくさん良いプレーをして、ギャラリーの方々に楽しんでもらえるように頑張りたいと思います。2022年の目標は、3勝以上すること、メジャーでもう一度勝つこと、メルセデスランキングで5位以内に入ることです」
吉田優利「パーオン率を上げることが課題」
昨シーズンは初優勝を含む2勝を挙げた吉田優利。古江彩佳、西村優菜とともに“プラチナ世代”の強さを見せつけた。今オフはビジネスゾーンの再現性を上げる練習に取り組み、パーオン率の向上を図る。前出の勝みなみとほぼ同じ目標を掲げた。
「2020年、21年は変則的な長いシーズンでしたが、良い時も、悪い時もゴルフと向き合うことができました。私にとって、貴重な経験をすることができたと思います。パーオン率を上げることが課題と感じたので、オフの間に主に取り組んでいます。新シーズンを去年よりも良いシーズンにしたいので、しっかりと準備をして、開幕戦のダイキンオーキッドに臨みたいと思っています。2022年の目標は、シーズン3勝以上と、メジャー優勝することです」
高橋彩華「複数回優勝をして去年の賞金額を超える」
常に「初優勝に最も近い選手」として名前が挙がる高橋彩華。昨シーズン中の達成はならなかったが、2022年は初優勝を超えて複数回の優勝を目標とする。今オフのテーマは、テークバックを体で上げるようにすることと、スイングのキレをもう少し上げること。これらを目指し、スイング改造に取り組んでいる。
「昨シーズンは、体のコンディションも、試合の成績も安定して終われたので良かったと思います。評価ポイントは、予選落ちが少なく、毎試合、安定した結果を出せていたことです。優勝争いをしているときのメンタルが課題だと感じました。開幕戦のダイキンオーキッドで良いスタートができるように、しっかり調整していきます。2022年の目標は、初優勝をして複数回優勝をすることと、去年の賞金額を超えることです」
山下美夢有「年間通してベストなプレーができる体力作りに取り組む」
昨年のKKT杯バンテリンレディスオープンで初優勝を果たした山下美夢有。オフは1月中旬に中嶋常幸のもとで合宿に参加。技術面、フィジカル面、精神面など、レジェンドからのアドバイスを胸に刻んで練習に励む。
「昨シーズンは1勝する事ができて、本当に嬉しかったです。シーズン後半に、なかなか上位で戦えなかったので悔しい気持ち
もあります。後半戦で思ったような成績を出せなかったので、今年はシーズンを通してベストなパフォーマンスが出せるよう、オフは身体作りを強化していきます。昨年のダイキンオーキッドでは、大事なところでスコアをまとめることができず、悔しい思いをしたので、今年はトップ10を目指して頑張りたいと思っています。今季、まずは1勝を目指して頑張ります」
大里桃子「アプローチのレパートリーを増やしてリカバリー率の向上を」
昨年はほけんの窓口レディースでルーキーイヤー以来3年ぶりの2勝目を挙げ、シーズンを通して安定したプレーを展開。自己最高の賞金ランキング12位に食い込んだ大里桃子。オフは地元・熊本を拠点とし、ショットの精度アップとシーズン中の体力作りのために、下半身強化とアプロ―チ練習を中心に取り組む。
「昨シーズンは、自分が思っていた以上の結果を出せました。ショットの精度があがったことで、安定したスコアを出せるようになり、後半戦で予選落ちをしなかったのは評価できる点だと思います。リカバリー率の悪さが課題なので、アプローチのレパートリーを増やしていけるよう、オフに取り組んでいます。ダイキンオーキッドは、シーズン初めの試合なので、良い流れを掴めるようにしたいです。久しぶりの試合なので、楽しみながらラウンドできたらと思います。複数回優勝を挙げることが、今シーズンの目標です」
三ヶ島かな「感動をありがとう、という言葉がいただけるように」
昨年の最終戦、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで悲願の初優勝を遂げた三ヶ島かな。12月は一度完全にゴルフから離れ、気持ちのリフレッシュから始めたと言う。1月上旬になり、モチベーションを大切にしながら、徐々に基礎トレーニング、練習場での球打ちを開始し、2月1日から20日まで宮崎でゴルフ合宿を行っている。
「昨シーズンは、まず試合が行われたことが本当に良かったと思っていますし、開催していただいたことに感謝しています。自分が信じたことを諦めずに取り組んできた結果、最終戦で優勝できたので、優勝したときは本当に格別な瞬間でした。勝負所でのパターを決めていかないと勝てないので、これからもパットの練習は大事にしていきたいと思っています。沖縄はご飯も美味しいですし、すごく好きな場所です。ダイキンオーキッドは、ギャラリーの方々の指笛などお祭り的なイメージもありますし、楽しむことを大切にして開幕戦を迎えたいと思っています。昨年の最終戦からの、出場2試合連続優勝ができたらラッキーですね。2022年は、複数回優勝ができるように、そして、ファンの方々からの「感動をありがとう」という言葉が嬉しいので、そういう言葉をいただけるようなプレーができるように頑張りたいと思います」
2020年と21年にまたがる過酷なロングシーズンで結果を残したことは大きな自信となったはず。22年、彼女たちのさらなる躍進に期待しよう。
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