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- 史上初「欧州ツアー共催大会」が延期も…新規トーナメントの開催が決定!
2月21日(月)、国際スポーツ振興協会(ISPS)の半田晴久会長が都内で記者会見を行った。そこでは「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」の延期や「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」の新規開催などが発表された。
新型コロナウイルスの影響で海外選手の出場が困難に
国際スポーツ振興協会(以下、ISPS)の半田晴久会長が2月21日(月)、都内で記者会見を行った。
そこで発表されたのは、4月21~24日、茨城県のPGM石岡ゴルフクラブで開催予定だった「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」の2023年への延期。
同大会は、史上初となる欧州ツアーと日本ツアーの共催トーナメントとして開催される予定だった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による海外から日本への入国制限や入国後の隔離措置などの影響を考慮し、延期が決定された。
会見に出席した日本ゴルフツアー機構(以下、JGTO)の青木功会長は、「日本の男子ゴルフトーナメントで史上初となる、JGTOとヨーロピアンツアー(DPワールドツアー)による共催トーナメントで、しかも日本の開催ということで、JGTOとしても、私個人としても、とても楽しみにしていましたので、残念な気持ちです」と悔しさをにじませたが、来年こそは万全の体制で欧州と共催の最高のトーナメントを作り上げていくと決意を語っている。
一方で、うれしいニュースもあった。
同大会の開催を予定した4月21~24日の日程でPGM石岡ゴルフクラブを舞台に新規トーナメント「ISPS欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」の開催が発表されたのだ。
賞金総額は1億円で、スケジュール上、今季の国内3戦目の開催となる。青木会長は、「来年の共催大会の前哨戦として、おおいに盛り上げていきたいと思います。出場する選手たちには、今シーズンのスタートダッシュをするべく、熱いプレーを期待したいと思います」と日本ツアーの選手たちに奮起を促した。
ファイナルQTに進出できなかった選手にも活躍の道
さらに、この新規トーナメント開催に先立ち、4月6~8日、茨城県のロックヒルゴルフクラブレイクコースを舞台に「ISPS HANDA・ヨーロッパへの道トーナメント」が行われることも発表された。
この大会は、昨年の出場予選会「ファイナルQT」に進出できなかった選手を対象にしたもので、成績上位2名には「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」への出場権が付与される。
また、3位以下の選手15名にも、9月21~23日、静岡県の中伊豆グリーンクラブで開催される「ISPS HANDA ヒーローになれ! チャレンジトーナメント」に、主催者推薦枠での出場権が与えられるようだ。これにはISPS半田会長の「ファイナルに行けなくても、希望を捨てず、頑張ってください」というメッセージが込められている。
「ヨーロッパへの道トーナメント」は、賞金総額は1000万円で優勝賞金は200万円と、ABEMAツアーに近い規模で開催される。現在、132名の出場を予定し、選手のエントリーフィーは無料となっている。
欧州ツアーとの共催トーナメントが延期となったのは残念だが、国内の選手にとっては、活躍の場が広がったとも言えそうだ。
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