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- ツアーメンバーとして初陣を飾った渋野日向子 最終日は17ホールでパーオンと安定感を見せる
昨年行われたQシリーズを20位で突破。今シーズンから米女子ツアーに本格参戦する渋野日向子。ツアーメンバーとして初戦となる「HSBC女子チャンピオンズ」は47位タイに終わった。
最終日はショットが安定、次戦につながる「68」をマーク
渋野日向子の米女子ツアーメンバーとしての“デビュー戦”は、今後につながる形で終わった。
昨年のQTを20位で突破し、ルーキーのツアーメンバーとして米女子ツアーに臨んでいる渋野。2019年の全英女子オープン優勝者として、これまでいくつかの米女子ツアーの試合に出場することはあったが、ツアーメンバーとしての初戦は、今季第4戦のHSBC女子チャンピオンズとなった。
初日に4オーバー60位と出遅れ、2日目2アンダー、3日目1オーバー。通算3オーバー50位タイで現地時間6日の最終日を迎えた。
10番からスタートし、15番でバーディーを先行させる。18番はボギーとしたが、折り返してから1番、2番と連続バーディーで笑顔を見せた。5番、8番もバーディーとして、通算1アンダー47位に順位を上げて大会を終えた。
4バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの初日には、1度もフェアウェーを捕らえられなかったティーショットも復調。この日は14ホール中2回しかフェアウェーを外していない。
パーオンも18ホール中17回とショットが良くなったのが、スコアが上向いたのは数字を見れば明らかだ。
残念ながらパット数だけは、初日33,2日目29、3日目32、最終日32と決していいとは言えず、これが今後のカギを握ることになりそうだ。
初めて出場した2021年には1度もアンダーパーが出せず、出場69人中67位タイに終わり「手に負えない感じ」と肩を落としていた同大会だったが、成長を感じさせた。
次戦はタイに舞台を移しホンダLPGAタイランド(3月10~13日、サイアムCC)となる。次につながる形で初戦を終えた渋野の今後が楽しみだ。
優勝は、1打差2位タイでスタートしたコ・ジンヨン(韓国)。6アンダーの66回って、通算17アンダーで逆転優勝を飾った。
今大会が今季初戦のコは、昨年からの連続60台と言う記録をこれで『15』に伸ばしており、ロレックス(女子世界)ランキングナンバー1の実力を証明して見せた。
通算15アンダーの2位は前日まで首位だったチョン・インジ(韓)と、この日63で回ったミンジー・リー(米)。
他の日本勢は、畑岡奈紗が通算10アンダー11位タイ、上田桃子が通算9アンダー13位タイ、古江彩佳が通算7アンダー23位タイ、笹生優花が通算2アンダー43位タイで試合を終えている。
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