- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- ホステスプロとして優勝目指す有村智恵 「家に帰ったら(夫に)家事で支えてもらっている」
「ヤマハレディースオープン葛城」開幕2日前の練習日にヤマハ契約女子プロ10人が集合し、撮影会が行われた。契約プロの一人で昨年12月に結婚を発表した有村智恵が優勝に向けて意気込みを語った。
昨季は賞金ランキング50位だった有村智恵
31日から開幕するヤマハレディースオープン葛城の練習日(29日)にヤマハ契約プロ10人が集まり、撮影会が行われた。

集まったのは有村智恵、ユン・チェヨン、永井花奈、植竹希望、福田真未、豊永志帆、篠原まりあ、森岡紋加、高木優奈、神谷そら。中でもツアー通算14勝の有村にとっては、やはり勝ちたい大会でもある。
昨季(2020-21)はコロナ禍の中で苦しい戦いを強いられた。賞金ランキング50位でギリギリシード圏内に入ったが、優勝争いからは遠ざかっている。
「感触は良くなってきています。ただ、コースが難しいので、余計に緊張感があります。色々な技術を求められると思いますが、自分の経験を生かしていければ上位にいけると思います」と自信を見せる。
かつては宮里藍や横峯さくらと女子ツアーをけん引してきた人気プロの一人であるが、いつの間にか34歳。ベテラン選手となった今、若い選手たちを見ながら感じることも多いという。
「若い子の方がクラブをうまく使って、順応したスイングやゴルフをしていると感じます。私の方が学ばせてもらうことが多い。新しい選手が入れば入るほど、いろんな学びがあるのでウェルカムです」
謙虚に学ぶ姿勢というのも歳を重ねるごとに身に着いた。
夫の支えに感謝「結果を残したい」
昨年12月には結婚を発表し、2022年シーズンを迎えた有村。公私ともに充実しているようだが、新婚生活の話になると「特に何も変わっていません」と笑う。それでも夫に助けられている部分もあるという。

「家に帰ったら洗濯物を出していたらやっておいてくれたり、掃除もやってくれるので、その辺はすごく支えになっています。これを色んなところで言うと、結構、男性の方は耳をふさぎますけれど(笑)、アスリートとしてはすごく助かっています」
小さなことだが、側で支えになってくれる人がいるのは新たな変化。「それに応えられるように結果を残したい」と意気込む。
「今年のオフはケガ(右太モモ)の影響もあって、なかなか球を打てていなかった」と調整不足を明かしていた有村だが、「思った以上にゴルフはできている。テーマが決まってくれば優勝も見えてくる」と気持ちも前向きだ。ホステス大会で2018年のサマンサタバサガールズコレクション・レディース以来の優勝を狙う。
有村 智恵(ありむら・ちえ)
1987年11月22日生まれ、熊本県出身。ツアー通算14勝を誇る実力者。昨シーズンは賞金ランキング50位でシードを確保、今シーズンは4年ぶりの優勝を目指す。また、昨年自身のYouTubeチャンネルで結婚を報告。日本ヒューレットパッカード所属。
最新の記事
pick up
ranking