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- 「最後の試合と思って頑張りたい」イ・ボミが入国制限保証制度でのラストゲームに挑む
「ヤマハレディースオープン葛城」に出場する元賞金女王のイ・ボミ。今大会が「入国制限保障制度」が適用された5試合目の最後となる。前日会見では現在の心境について語った。
「自信がなくてまだ迷っている途中です」
「最後の試合だと思って頑張りたい」。イ・ボミの口から出てきた言葉だ。
昨季(2020-21)は賞金ランキング82位、メルセデスランキング84位で、シード権を喪失した。だが、新型コロナウイルス感染拡大による入国制限で、来日できず欠場となった試合があったため、「入国制限保障制度」が適用されていた。
今季は開幕戦のダイキンオーキッドレディスから5試合出場が可能となり、今大会が最後の試合となる。上位フィニッシュを狙いところだが、ここまで出場した4試合の結果が思わしくない。
開幕から4試合に出場して、3試合で予選落ち。Tポイント×ENEOSゴルフトーナメントでは20位タイに入ったが、ゴルフの状態は決していいとは言えない。
「ゴルフはまだいろんなことをやっている途中です。ドローを打ちたいけれど、意識しすぎて左に引っ張るのが嫌なのですが……。自信がなくてまだ迷っている途中です。ドローをうまく打てるように、明日からはもっといいイメージを作っていきたいです」
2015年に初めて賞金女王を手にしたときのスイングが「一番しっくりきている」と言っていたことがある。良かったときのイメージが強すぎるため、スイングをシンプルに考えようにも、一度迷い込むとなかなか元に戻らないのがゴルフの難しいところだ。
それに年齢を重ねて、筋力やスタミナなど体の変化の影響もあるだろう。
「それでも私なりに良くなるように毎日、がんばっているところなのですが良い状態になるのは難しいです」
今大会終了後は一旦、韓国に帰国予定
それでも希望がないわけではない。今大会が保障制度による最後の試合になるが、この先も推薦で8試合の出場が可能だ。ただ、「まだ推薦出場が決まった試合はなくこれからです。韓国の試合にも5月に2試合出る予定です」と言う。
今大会を終えたあと、一旦韓国に帰国し、その後はタイミングを見ながら推薦出場が決まれば、再び来日する予定だ。もちろん今大会で優勝して「スケジュールが変われば」と笑っていたが、チャンスがある限り諦めるわけにはいかない。
会見の最後には「最後の試合と思ってがんばりたい」と覚悟を語っていたイ・ボミ。もちろん、この試合が日本で最後の試合にはならないだろうが、それくらいの気持ちで挑むということだろう。
今大会の結果によっては、イ・ボミの姿が日本で見られる機会も減ることになる。それでも今大会では、2年連続(15、16年)賞金女王としての意地を見せてもらいたい。
イ・ボミ(Bo Mee Lee)
1988年8月21日生まれ、韓国出身。2007年にプロ転向。2010年に韓国ツアーで賞金女王を獲得、翌年から日本ツアーに参戦。2015、16年は2年連続で賞金女王に輝く。日本ツアー21勝。延田グループ所属。
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