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- 激戦の末、惜敗に終わった渋野日向子 米ツアーメンバーとして初優勝ならずも好調は維持
米国女子ツアー「ロッテ選手権」最終日。3打差の2位からスタートして、米ツアーメンバーとして初優勝を狙った渋野日向子だったが、わずかに及ばす単独2位で試合を終えた。
米ツアー5勝のキム・ヒョージュに一歩届かず
◆米国女子プロゴルフ<ロッテ選手権 4月13~16日 ホアカレイCC(ハワイ州) 6303ヤード・パー72>
渋野日向子が、米女子ツアーメンバーとして初めての優勝を、あと一歩のところで逃した。

ロッテ選手権最終日(現地時間16日、ハワイ州ホアカレイCC)渋野は、首位のキム・ヒョージュ(韓国)に3打差の通算7アンダーから逆転を狙ってスタートした。
先手を取ったのは渋野。4番で6メートルのバーディーを奪い、差を2打に縮めたが、次の5番でキムがバーディー。再び差は3打に開く。
8番ではキムが2.5メートルのバーディー。渋野はバンカーから1.5メートルのパーパットが残ったが、しっかりとこれを沈めて優勝争いにしがみつく。直後の9番でキムがボギー。3打差でバックナインに突入する。
淡々とパーを重ねていくキムに対して、渋野はパー5の11番で2メートルを沈めて2打差に迫る。
互いに一歩も譲らないプレーが動いたのは17番。グリーン左からの第3打を絶妙に寄せたキムだったが、パーパットがカップをのぞくようにして止まってしまう。ボギーで通算10アンダー。対する渋野は長いバーディーパットがわずかに外れてパー。1打差で最終ホールを迎えた。
フェアウェーからの第2打はピンまで222ヤード。渋野は7Wで2オンを狙ったが、わずかに足りない。手前にキックして右バンカーにつかまってしまった。ラフからの第2打をグリーン手前に運んだキムは、50センチに寄せる最高の第3打に勝利のガッツポーズ。
渋野はバンカーから寄せきれず、2パットのパー。バーディーで締めたキムが、通算11アンダーで優勝。渋野は2打差2位に終わった。
「果敢に攻めた結果です」2位という結果にも前向きだった渋野日向子
2019年全英女子オープン以来、米ツアーメンバーとしては初めての優勝には惜しくも届かなかったが、手応えのあった4日間。
「前半(グリーンに)乗らなかったところが多かったけど、ノーボギーで回れたのはよかったです。後半、チャンスを決めきれなかったのが悔しい。18番は、イーグル取らんとムリだろうな、と果敢に攻めた結果です。3打目は寄せたかった。最後は入らず悔しい終わり方でした」と振り返った。
それでも「優勝はできなかったけど、まだまだこれから頑張ります」と笑顔で前向きなところを見せた。
シーズン最初のメジャー、シェブロン選手権4位タイの後の単独2位。次週以降も楽しみな上り調子だ。
他の日本勢は、野村敏京が3つスコアを伸ばして通算3オーバー48位タイ。今季は出場権がなく、予選会を経て本選出場を勝ち取り、最後までプレーして賞金を手にした。
笹生優花は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーとスコアを伸ばせず、通算4オーバー56位タイ。「朝から風が強くて(前の)3日間とはコンディションが違う中、よくアジャストできた」と、笑顔ものぞかせた。
古江彩佳も3バーディー、3ボギーで通算6アンダー67位に終わった。だが、ルーキーとして出場した6試合すべてで予選を通過。コツコツと経験を重ねている。
畑岡奈紗、山口すず夏は予選落ち。2日間で姿を消している。
渋野日向子(しぶの・ひなこ)
1998年11月15日生まれ、岡山県出身。2019年にワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップで初優勝、その年の海外メジャー「全英女子オープン」も制覇する。2022年シーズンからは米国女子ツアーを主戦場とする。サントリー所属。
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